自動車用スポーツシートの独レカロ・オートモーティブ社が破産申請
自動車用シートなどを手掛ける独レカロ・オートモーティブ社が破産申請を行ったと現地複数メディアが伝えた。ドイツバーデン=ヴュルテンベルグ州にあるエスリンゲン地方裁判所は現地時間7月29日、同社に対し暫定的な自主管理を命じた。 今後、同裁判所が任命した暫定管理人の弁護士が、同社の経済状況の調査を行うとしている。また、同社の従業員215人の処遇などをめぐり、ドイツ最大の労働組合であるIGメタルと従業員代表者との間で、数日以内に会合が行われる見込み。今後、経営側との対話について協議するとみられる。 同社は、自動車用スポーツシートやスタジアム向けのシートなどを手掛けている。自動車用ではアフターパーツのほか、自動車メーカーなども純正で採用している。