スケートボード・都築一心 父が自宅に作ったスゴイ練習場
荘口:都築選手。試合前に行うルーティンは? 都築:帽子を試合前にいじくって、ちょうどいいところに合わせて滑ることです。 荘口:なんと、お父さんがご自宅に練習場を作ってくれたとか? 都築:コンテストができるくらいの広さで、いきなり大きなセクション(障害物や障害物がある場所のこと。色々な種類があり難易度も様々)に挑戦するのは難しいのでその時のレベルに合わせて、(お父さんが)セクションを作り替えてくれています。 荘口:最初とは形が変わってきているんですか? 都築:はい。全然違ってきています。ちなみに、バンク(スタートやターン等をするため、コースの端に設置)の1つは地元の大工さんが作ってくれました。その大工さんの子どももちょうどスケートボードをやっていて、その子に教える代わりにバンクを作ってくれました。一緒にその子と練習することもあります。 荘口:吉田さん。家に練習場があるって最高の環境じゃないですか? 吉田:はい。僕が知る限り、ご自宅に練習場があるという選手は全国でごく数人です。都築選手が言ったように作り替えられる、つまり大きさが変えられるのってすごく重要です。いきなりすごく大きいところからやるのはリスクが高い。背の小さい子は物理的に届かない。変えられると安全に上達できるので、どんどん変わっているのは成長に合わせて、ということで良い環境と思います。 荘口:では都築選手。ここだけは誰にも負けない!というところは? 都築:丁寧でカッコいい滑りです。