箱根駅伝予選会トップ通過・全日本シード権獲得の立教大学、飛躍を支えるのは14人のマネージャーさん
今回の「M高史の陸上まるかじり」は立教大学体育会陸上競技部男子駅伝チームのお話です。第99回箱根駅伝では55年ぶりの箱根路復活。今年から髙林祐介監督が就任し、箱根駅伝予選会トップ通過、全日本大学駅伝は初出場ながら7位でシード権獲得と快進撃を続けています。今回は、快走を続ける選手たちを支えるマネージャーの皆さんにお話を伺ってきました。 【写真】駒澤大学1年生の時の髙林祐介さんと大八木弘明監督、主務だったM高史
髙林祐介監督の就任後、大きく変わった役割
11月下旬にPUMAさんの商品説明会とトークセッションがあり、ゲスト出演された髙林監督とご一緒させていただく機会がありました。私、M高史にとって髙林監督は駒澤大学時代の後輩というご縁です。僕が大学4年生で主務をしていた時の1年生でした。その後、髙林さんは4年生の時に主将も務められ、学生3大駅伝では通算7度の区間賞を獲得。箱根駅伝総合優勝、全日本大学駅伝3連覇という栄光を知る一方で、箱根駅伝シード落ちも経験されました。 実業団選手としてトヨタ自動車で競技を続け、現役引退後は一時社業に専念。トヨタ自動車陸上長距離部のマネージャーである辻大和さんの仕事ぶりを見たり、製造現場の従業員の方たちの人事管理や人事制度企画などを知ったりすることで、チームビルディングやマネジメントなどを学んでこられました。 駒澤大学のコーチに就任してからは大八木総監督と藤田監督のもと、選手とマネージャーの指導や育成を経験。同時に早稲田大学大学院の修士課程も修了するなど、常に現状に満足せず、進化し続けています。 立教大学の監督に就任して1年目の今年、髙林監督はトレーニング面だけでなく、チームのマネジメント面も改革してきました。その中心となるのがマネージャーさんたちです。 前述したPUMAさんのイベントに同行されていた山﨑菜緒さん(4年、名東)が「髙林監督が就任してから、マネージャーの役割や求められるものが大きく変わりました」とお話しされていたのがきっかけで、マネージャーさんたちにお話を伺わせていただくことになりました。