ヤンキースがブルワーズから20年新人王&最優秀救援右腕のウィリアムズをトレードで獲得
ヤンキースが、ブルワーズの抑え右腕デビン・ウィリアムズ投手(30)をトレードで獲得したと13日(日本時間14日)、MLB公式サイトなどが伝えた。ブルワーズには先発左腕ネストル・コルテス(30)と傘下マイナーのキャレブ・ダービン内野手(24)が移る。 ウィリアムズは19年にブルワーズでデビューし、20年に22試合で防御率0・33を記録して新人王と最優秀救援投手を獲得。22年の途中から抑えに回り、昨季は36セーブを挙げた。22年から2年連続でオールスターに選ばれている。今季は故障の影響で22試合の登板にとどまり、1勝0敗14セーブ、防御率1・25だった。通算241試合で27勝10敗68セーブ、防御率1・83。ヤンキースでも抑えを務める予定で、シーズン終盤からポストシーズンにかけて守護神を務めた右腕ルーク・ウィーバーはセットアッパーに回る。 ブルワーズに移籍するコルテスはキューバ出身の左腕で、クネクネ投法で知られる。22年に自己最多12勝を挙げオールスターに選出された。今季は31試合で9勝10敗、防御率3・77。ポストシーズンではワールドシリーズ第1戦でドジャースのフレディ・フリーマン内野手に逆転サヨナラ満塁本塁打を許した。ヤンキースがブレーブスからFAになったマックス・フリード投手を獲得したことで、トレード候補に挙がっていた。ダービン内野手は傘下マイナーの二塁手で、今季は3Aで82試合に出場し10本塁打を放った。