極太下半身の筋肉美で大谷美咲が国際大会優勝!日本人初のウェルネス国際大会V
10月10日~13日(現地時間)にスペイン・マドリードで開催された『IFBBアーノルドクラシックヨーロッパ』。10月13日、ウェルネスのカテゴリーで大谷美咲(おおたに・みさき/37)選手が158㎝以下級と各階級の優勝者全員で競うオーバーオールで優勝を果たした。 【写真】大谷美咲選手の世界を制した「極太」下半身
昨年、IFBB世界フィットネス選手権のボディフィットネスで日本人女子初の金メダルを獲得した大谷選手。下半身の筋量が求められるウェルネスが今年からJBBFに新たに加わり、大谷選手は以前から興味のあったカテゴリーに変更。今年7月の『JBBF SPORTEC CUP』で優勝し、今大会への出場権を手にした。また、9月の『JBBFオールジャパン ウェルネス チャンピオンシップス』で163cm以下級、オーバーオール(無差別級)でも優勝し、初代日本女王に輝いた。 大谷選手の強みである極太かつ美しい脚。バックポーズの際のお尻下部のVカットが特に印象的。今年からボディビル元世界王者の鈴木雅さんにコンディショニングを教わり、さらにトレーニングの質を高めた大谷選手。 また、大谷選手のトレーニングに関しても、鈴木雅さんは「『ベーシックなフリーウエイト種目を、常に自身の身体と対話し、ベーシックにやっていた』。そして男性にもなかなか見られないほど、追い込む。潰れそうになっても粘りがすごいので、1セットで出し切ることができています」(月刊ボディビルディング2024年10月号より)と分析していた。 次は12月に東京で開催されるIFBB世界女子選手権に挑む。
【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。
取材:FITNESS LOVE編集部 写真:Igor&Jakub