2023年最も話題の最新キット、タミヤ「F-35B ライトニングII」を製作!
■F-35Bのキットに見るタミヤの本気を徹底検証!
1/48スケールのタミヤ「F-35B ライトニングII」ですが、キットは駐機状態、短距離離陸状態、垂直着陸状態の3つの形態の中から1種類を選んで組み立てることができます。 特にエンジンダクトノズルを90度折り曲げ、胴体のリフトファンを展開しホバリングしながら機体を垂直に着陸させる垂直着陸状態は、エンジンダクトノズルをはじめ細部まで忠実にモデル化。全ての扉を開閉状態が選べるよう部品が分割され、実機通りに再現することが可能になっているところが、メカフェチには堪りません。カッコ良いです! また今回、専用の展示スタンドが付属しているので、STOVLでのホバリング状態も再現できるのもポイントなんですが、脚柱は接地状態とホバリング中の無加重で伸びた状態のパーツも付属! このこだわりは見逃せません! コクピットには再現度の高いGen III HMD(ヘルメット・マウント・ディスプレイ)を装備したパイロットフィギュア一体が付属。ヘルメットはHMDを通じて戦闘機外部に付けられたカメラの映像を映し出せるようになっていて、たとえば下を見下ろせば戦闘機の床の向こう側を、後ろを振り向けば戦闘機の後ろ見ることができるそう。ちなみに価格は40万ドル!
■まずどのタイプを組むかを決める
インストは組み立ての解説のみで58ページ! 飛行機モデルの解説書としてはボリューム満点であります。でも駐機状態、短距離離陸状態、垂直着陸状態どのタイプを組むかで分かりやすくなっているのでご安心を。 今回は悩みましたが、B型の特徴でもある垂直着陸状態、機体のリフトファンカバーが開いた状態でスタンドモデルとして製作していこうと思います。 またデカールはアメリカ空軍をはじめ3ヶ国7種類が付属しており、海上自衛隊の自衛艦『いずも』で着艦訓練をおこなったアメリカ海兵隊VMFA-242バッツ指揮官機のデカールが付属しているのもうれしい限り。ステルス機は塗装は地味ですが、F-35Bはリフティングファンのカバー内側に、国籍マークや派手な部隊マークが入れられているのが楽しいですね。