東京03豊本、福島県浪江町が舞台のドラマで主演 景色も空気もきれいで移住しても「何もしない」
東京03豊本が、明日1月10日(金)より放送開始されるテレビ東京「ドラマ25『風のふく島』」の第4話で主演を務める。本日1月9日に東京・テレビ東京天王洲第2スタジオにて行われた記者会見に出席した。 【画像】ドラマ「風のふく島」記者会見の様子(他15件) 「風のふく島」は福島の12市町村に移住した人たちの実話をもとにした1話完結のヒューマンドラマ。全12話で1話ごとに主演が異なり、豊本のほか佐藤大樹(EXILE、FANTASTICS)、駿河太郎、桜井ユキ、渋川清彦、北乃きい、本田響矢、三浦貴大、青木柚、大友康平、黒木華、小西桜子が主人公を演じる。豊本は、東京で大手自動車メーカーのエンジニアとして働いていたが、浪江町が抱える交通の問題を解決するべくオンデマンド型の交通機関・スマートモビリティ事業を始める小坂大(こさかだい)役を務めた。 会見に登場した豊本は「こんな立派な会見とはつゆ知らず、若干戸惑っております(笑)」と照れながら挨拶。「小坂は、福島の浪江町に移住して、スマートモビリティというざっくり言うと寄り合いタクシーの事業を始めて、場所と場所をつなぐ、その中で人と人をつないでいくという素敵な志の人」と役柄を説明しつつ、「僕はそんな大した人間じゃございませんので、全然共感できなかったですね(笑)。ただ、実際(小坂のモデルとなった)ご本人とちょっとだけお会いして、『どうも、どうもー!』と軽い感じの方だった。その軽さはちょっと似てたと思います(笑)。そこだけ共感できました」と通ずる部分も少しだけあったと明かした。 もし自身がドラマの舞台となった場所に移住するなら何がしたいかという質問に、豊本は「本当に何もしないと思う。景色も空気もきれいだし、息してりゃいっか、くらいの気持ちになりそう(笑)」とコメント。移住の魅力は「小坂のモデルとなった方は、人と人をつながっていくのが幸せで、うれしさを感じる。それが仕事へのやりがいだと思う。その方自身は『うまい酒が飲めればいいじゃん』という方ですが、それも生きがい。やりがいと生きがいを見つけてっていうのが移住のよさ、移住してやっていける理由だと思います」と語る。 主人公が移住先で叶えたい夢のために奮闘する物語。人生でやりたいこと、叶えたい夢を聞かれた場面では、「僕は普段、3人でコントなどをしておりまして。3人で60歳、70歳とずっと続けられたらなと思っています」と述べた。 ■ ドラマ25「風のふく島」 テレビ東京系 2025年1月10日スタート 金曜24:42~25:13 BSテレ東 2025年1月13日スタート 月曜24:00~24:30 福島テレビ 2025年3月放送予定