琵琶湖の巨大バスを釣り上げろ!メガバスの「釣れる」ハードルアー4選【琵琶湖大人気ガイド杉村和哉氏が語る!!】
ロングビルミノークランキング:晩秋はただ巻きでOK
【使用ルアー:ワンテンR+2(メガバス)】 ただ巻きで感覚的には1.8メートルくらい潜るという。リップラップやウィードエリアでX-ナナハン+2とともによく釣れた。リップラップではもっと濁りが入ったらシャロークランクを使う。 北湖ではクランクベイトではなく、ワンテンR+2やX-ナナハン+2をただ巻きで使うことも多いという。 現在の琵琶湖は細長いベイトが支配的で、ルアーもタイトでナチュラルなミノー系が有利な場面も多い。 杉村「今から初冬にかけて潜行深度が深めのミノーの釣りは安定して釣れ続くと思います。ただ、冬になり水温が下がっていくとただ巻きが効かなくなるので、ストップ&ゴーだったり2トゥイッチ1ポーズに移行していきますね」
ウィードディープクランキング:南湖のウィードエッジを狙う 秋の琵琶湖の伝統芸
【使用ルアー:ディープX300(メガバス)】 南湖最強の呼び声もある、琵琶湖生まれのディープクランク。「ディープX300は3メートルダイバーだと思っている人もいるかもしれませんが、4メートルダイバーです」(杉村)。 沖のウィードエッジでフィーディングするバスを狙ったクラシックなパターン。抵抗の強いルアーの速巻きを長時間続ける必要があるため、体力と精神力も試されるメソッドだ。 杉村「これはとにかく遠投が必要。アンタレスDC、カルカッタコンクエスト、スティーズなど、とにかく飛ぶリールでオリャーッ!!って投げてください。というのも、4メートルレンジをいかに長く引けるかがキーになるので。ともあれ、遠くに投げて超速巻き。僕はノーマルギアを使っていますが、腕がしんどくなるので、皆さんにはローギアを推奨します。ウィードに当てて、外して、また巻く。理想はルアーがウィードを引っ掛けて帰ってこないこと。ウィードまみれで戻ってきたらちゃんとほぐして外せていない証拠なので。秋はガンガン巻いて、バシバシとほぐしてあげる。春はトントントントン…とていねいに外すのがおすすめです」