子どもが誤ってトイレにおもちゃを落として詰まってしまった…!業者に依頼したら「1万円」かかると言われたのですが、自分で直す方法はありますか?
小さな子どもがいる家庭では、子どもがトイレにおもちゃを落としてしまうような事態が発生することもあるかもしれません。 それが原因でトイレが詰まってしまった場合には、業者を呼んで直してもらわなければならないこともあるでしょう。しかし、業者に依頼した場合に1万円以上の高額な費用がかかると言われてしまったら、ちゅうちょしてしまう気持ちも分かります。 本記事では、トイレの詰まり修理を業者に依頼した場合の費用相場をはじめ、自分でできる対処法についても詳しくご紹介します。 ▼節約のためにトイレを「3回に1回」だけ流すのは危険! 節約効果とデメリットを解説
トイレの詰まり修理にかかる費用は何で決まる?
シェアリングテクノロジー株式会社が2023年に水道修理業者32社を対象に実施したアンケート調査によると、トイレの詰まり修理の費用を決める大きなポイントは「ローポンプ作業で詰まりが解消するか、しないか」ということだそうです。 ローポンプはラバーカップより威力の強い器具で、圧力を利用して詰まりの原因を取り除きます。この作業のみで詰まりが解消された場合と、ローポンプ作業だけでは詰まりが解消されず薬剤の使用などが必要になった場合とでは、費用に大きな差が出ることがあるようです。 また、高い水圧で詰まりを押し流す高圧洗浄作業や、異物が詰まって便器の脱着が必要になった場合などは、より高額な費用がかかる場合もあるでしょう。
トイレの詰まりを業者に依頼した場合の費用相場
同調査によると、トイレの詰まり修理作業の価格帯は表1のようになっています。各社の回答をまとめたものなので、参考にするといいでしょう。 表1
出典:シェアリングテクノロジー株式会社「トイレのつまり修理のリアルな費用相場についての調査」を基に筆者作成 また、ローポンプ作業費の最多回答は「1万6500円」ということなので、ローポンプ作業以外の作業が発生しなかった場合は、これくらいの値段で収まる場合が多いと考えていいでしょう。 今回の事例では修理費が「1万円」ということなので、比較的簡単な作業で済んだと思われます。