2024年F1第15戦オランダGP予選トップ10ドライバーコメント(1)
2024年F1第15戦オランダGPの予選が行われ、6~10番手のドライバーが土曜日を振り返った。6~10番手のドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、ランス・ストロール(アストンマーティン)、ピエール・ガスリー(アルピーヌ)、カルロス・サインツ(フェラーリ)だ。 【写真】2024年F1第15戦オランダGP 予選7番手のフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン) 予選を8番手で終えたアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)は、予選後の車検で車両の フロアに規則違反が見つかったため失格となった。そのためストロール以降の順位が繰り上がり、サインツまではトップ10に入った。 ■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ) 予選 10番手 今週末の状況にはもちろんまったく満足していない。セッション前にはほとんどスリックタイヤで周回できていなかったから、このトリッキーなコースで完璧な予選を走るのはとても難しかった。さらにQ2では、高速セクションでトラフィックに巻き込まれたことも影響し、コンマ1秒未満の差でQ3進出を逃してしまったのが痛かった。 今週末は全体的にクルマに苦労している。でもポイントを得られるのは明日だし、挽回するためにベストを尽くすつもりだ。 ■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム) 予選 9番手 今日の頑張りにはとても満足している。あの厳しい金曜日の後だったから、予選前にはQ1を突破してQ2に進出することも難しいのは明らかだった。でも最終的にはQ3まで進めたわけだから、とても満足している。クルマからほぼすべてを引き出すことができた。Q3では少しラップタイムを上げきれなかったけど、それでもトップ10圏内にはいるし、レースでポイントを争えるいいポジションにつけている。 明日は僕の後ろからスタートするルイス(・ハミルトン)とカルロス(。サインツ)とバトルになることはわかっている。タフなレースになるだろうけど、準備はできている。必要なのはただ僕より前からスタートするクルマについていこうとすることだね。ポイントを獲得できれば最高だし、それが目標だ。 ■ランス・ストロール(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム) 予選 8番手 Q2では本当に強かったね。第1セクターでは(全体ベストタイムを表す)パープルが出せたし、4番手でセッションを終えられた。でも、Q3では1回のアタックでそれを再現することができなかった。ハードにプッシュしたけど、少し乱れた部分があった。それでも2台がQ3に進めたのはチームとしていい結果だ。 予選前に行った変更がポジティブに働いたし、予選のマネジメントもうまくいった。明日は自分たちより速いクルマが後ろにいるけど、ここはオーバーテイクが難しいだろうから9番手からポイントを争うこともできるはずだ。 ■フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン・アラムコ・フォーミュラ1チーム) 予選 7番手 今日の予選には満足しているし、2台がQ3に残れたのも僕たちにとってはポジティブな結果だ。とりわけターン9と10は突風の状況次第なところがあって、宝くじのような感じだった。Q1とQ2では完璧な感触があったわけではなかったけど、最終的にQ3の自分のラップには満足することができた。今日できる最大限の走りだったと思う。 明日は天気もよさそうだし、いいレースを展開して、後ろにいる速いクルマを抑え続けるためにハードなバトルをすることが求められる。 ■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ) 予選 6番手 今日は厳しい予選になるとわかっていたなかで、最大限の結果として6番手を獲得した。しかし、これでは満足できない。僕たちはライバルに比べてペースが全然足りておらず、差を縮めるためにチームとして昼夜を問わず作業を続けている。この努力が近いうちに報われると信じている。 僕にとって明日の目標は順位をキープして、できるだけ多くのポイントを持ち帰ることだ。 [オートスポーツweb 2024年08月25日]