薪火を主役にした地産地消のイタリアン。森に誕生した癒やしの空間で非日常を味わって(大阪・豊中)
同店で華やかなイタリアンを生み出すのは、料理長の下枝 正樹氏。1997年に横浜市郊外の老舗イタリアンレストラン「ジェノヴァ」でイタリア料理人としてスタート。2000年にイタリアへ渡り「La Clotze」や、ミシュラン二つ星レストラン「Antica Corona Reale」や「Hotel Villa d'Este」で修業を重ねます。2002年に横浜で「ラ・ピオーラ」を開業し、2009年の閉店後は東京都内のイタリアンレストラン数店で料理長として腕を振るってきました。
2018年神戸・北野の丘から街並みを見渡せるモダンイタリアン「TOAST(旧 北野クラブアネックス)」の料理長に就任。また、神戸市のプロサッカークラブ「ヴィッセル神戸」の遠征にチームシェフとして参加し、選手の疲労軽減やフィジカル強化につながるよう、チーム栄養士と連携してメニューを提供してきました。
同店はイタリアンの最高峰とされる「リストランテ」の語源である「リストラーレ」の精神を大切にしたレストラン。「リストラーレ」とはイタリア語で「元気を回復させる」という意味で、おいしいのはもちろん、心身共に元気になれるような料理です。調理の主な熱源には、さまざまな温度帯での調理が可能な「薪火」を採用。薪は、二酸化炭素の増減に影響のないカーボンニュートラルな燃料といわれ、サスティナビリティの高さもポイント。
またSDGsと地域貢献の観点から、近隣にある「平野ファーム」の野菜を使用するなど、できる限り地域の生産者による安心・安全な食材を使用したいと考えているそうです。
おすすめのランチタイム限定「Fiore」(4,400円)は、地元の農家の朝どれ野菜を中心とした野菜プレート。数十種類の色とりどりの野菜が入っているのも魅力です。 また、トッピングはその日のおすすめを用意するため日によって内容が異なり、訪れるたびに新しいおいしさに出会えます。