転職するなら知っておきたい「フレックスタイム制」…いまさら聞けないメリデメ総ざらい
フレックスタイム制の求人を探す方法
日本では、30年以上前からフレックスタイム制が導入されているものの、未だ導入率は高くありません。求人票や会社説明会、転職エージェントを活用すると希望の企業を探しやすいでしょう。 ▽求人票で確認する 企業がフレックスタイム制を採用している場合、求人票に記載されているケースがほとんどです。基本的には、コアタイムの有無も求人票に記載されています。 しかし、求人票に記載があっても、必ず自分に適用されるとは限りません。フレックスタイム制は、一部の部署や一定の条件を満たした従業員に限定して適用されているケースもあるためです。フレックスタイム制を採用している企業でも、実際には多くの従業員が固定労働時間制で働いていることがあります。 フレックスタイム制の求人を探す際には、採用の有無だけでなく、適用されている職種や範囲などの実態も併せて確認するようにしましょう。 ▽会社説明会や選考過程で確認する 企業がフレックスタイム制を採用しているかを確認する方法として、会社説明会や選考過程で直接質問するのも一つの方法です。 ただし、人事担当者や面接官に質問する際は、聞き方に注意する必要があります。フレックスタイム制に関する質問ばかりだと、企業側に「制度が目的なのかもしれない」「労働意欲が感じられない」といったネガティブなイメージを持たれる可能性があります。 そのため、あくまでも働くイメージを持つために聞いたというスタンスを保ち、質問しましょう。 ▽転職エージェントを活用する フレックスタイム制を採用している企業の求人を探す際は、転職エージェントを利用するのも選択肢の一つです。 転職エージェントは、求職者と企業を結びつけるサービスで、専任のキャリアアドバイザーが求職者をサポートし、企業の細かい情報を確認することも可能です。転職エージェントと企業のつながりが強ければ、フレックスタイム制の実態を把握できる可能性もあります。 ただし、転職エージェントはサービスによって特徴が異なるため、自分に適したサービスを選ぶことが大切です。