夫が「定年後はハーレーに乗りたい」と言っています。調べると「100万円」以上するようですが、普通のバイクではダメなのでしょうか? 夫いわく「見た目が好き」とのことです
「キング・オブ・モーターサイクル」と称される有名なバイク「ハーレーダビッドソン」は、数あるバイクの中でも高級ラインに分類されます。圧倒的なデザイン性の高さと迫力あるエンジン音が多くのライダーを魅了しています。 ハーレーは100万円以上の費用がかかるため手を出すのがなかなか難しいですが、子育てが落ち着いてお金にゆとりができれば乗りたいと考える人もいます。今回は定年後にハーレーに乗る際のおおよその準備すべき費用や注意点を紹介します。 ▼定年退職時に、「1000万円」以上の貯蓄がある割合は日本でどれくらい?
ハーレーってどれぐらいの値段がするの?
まずはハーレーのおよその価格を確認しましょう。一口にハーレーといってもさまざまなラインアップがあり、価格も幅広いです。ハーレーの各カテゴリーのおよその相場は、以下の通りです。 グランド・アメリカン・ツーリング:500万円前後 クルーザー:300万円前後 トライク:470万円前後 アドベンチャーツーリング:260万円前後 スポーツ:200万円前後 排気量が大きくダイナミックな印象のものから、三輪クルーザーのものなど種類が多様であり、どのカテゴリーを選ぶかで予算が大きく異なります。
ほとんどは大型二輪免許が必要
ハーレーを購入する場合には、バイクの購入費用だけでなく、大型二輪免許を取得する必要があるので、免許の取得に費用がかかる場合もあります。大型二輪免許は18歳以上の人であれば取得できますが、車と同様に教習所を利用して知識と技術を身につけた上で受験する必要があるでしょう。 教習所の料金はそれぞれ異なりますが、10万円程度かかるため、それなりのお金と時間が必要です。なお、定年後に新たに大型二輪免許を取得する場合には視力や体力の低下が見られるかもしれません。またハーレーは車両重量が重いので、体力が落ちてくると扱いが難しくなる可能性もあるでしょう。 そのため、現在バイクを所有していない場合は、いきなり大型バイクであるハーレーを購入するのではなく、他のバイクを楽しんでからハーレーを購入することをおすすめします。