男子中学生から性的いじめを受けた北海道札幌市の男子児童が、同級生などから首を絞められたり現金を奪われたりするなど別のいじめ被害に遭っていたことが分かりました。 　関係者によりますと、当時5年生だった男子児童は2023年、同級生に学校で首を絞められました。 　2年生だった4年前には同級生のきょうだいから2000円取られた上、暴言を吐かれました。

保護者「担任から不適切な対応があった」

　札幌市教育委員会は2つの事案を「複合的ないじめ」と認定。今後、第三者委員会の調査が始まるとみられます。 　男子児童は3年前、同じスポーツ少年団にいた中学1年の男子生徒から公園で下半身を触るよう強いられる性的いじめを受けていて、市教委も認めています。 　保護者は新たな2つの事案について「いじめなのに担任は子どもに仲良くしてあげてと言うなど不適切な対応があった」と話しています。