丹生・春木監督「経験は財産に」 最後まで全力プレー 選抜高校野球
第94回選抜高校野球大会は第5日の23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦が行われ、21世紀枠選出で春夏通じて甲子園初出場の丹生(福井)が広島商に7―22で敗れた。最後まで全力プレーを貫き、初の甲子園を戦い終えた丹生の春木竜一監督のコメントは次の通り。 【過去には小芝風花さんも】歴代センバツ応援イメージキャラ 丹生・春木竜一監督 夢のような時間だった。エースの井上をベストの状態に持っていけず、反省している。点差が開いたが、最後まで一生懸命プレーして粘った。打撃と走塁は持ち味を十分に出してくれた。 ヒットエンドランを積極的に使った。試合前に「すべてのサインがエンドランと思ってもらっていい」という話を選手と共有した。 井上はやはり雰囲気にのまれ、重圧もあっただろう。「守備のミスは目をつぶるから、思い切ってやりなさい」と言った。一つのミスで暗くならないように気をつけてプレーしてほしいと思っていた。 試合で残念な部分はあるが、ここで戦って雰囲気や空気を感じたことは丹生高校にも財産になる。同じような全国の高校に希望を与えることができたなら良かった。 ◇全31試合をライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では大会期間中、全31試合を動画中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。