勉強しない子を“その気にさせる”簡単なコツ2つ、松丸亮吾は「1日3時間の勉強」で東大に進学
そんな松丸さんが勉強をするようになったのは、母親のひと言があったからだったのだとか。 お母さんは、あるひと言で、松丸さんに1日3時間、勉強させることに成功したそうです。 問題:ゲームに夢中だった松丸さんに、勉強をさせることに成功したお母さんのひと言とは、どんな言葉だったでしょう? ヒント:お母さんは、ゲームをやることは禁止しませんでした。 答え:「勉強を3時間やったら、いくらでもゲームをしていいわよ」
実は松丸さん、何をやっても優秀だったお兄さん(メンタリストのDaiGoさん)への対抗意識から、小学生のときに「東大へ行く!」と宣言したことがあったそうで、受験して第1志望の中学校に入学。しかし、中学に入ってしまうと、宣言とは裏腹にゲーム三昧の日々に。 そんな自分に勉強をさせたお母さんの言葉について、松丸さんはこう回想しています。 「この設定が絶妙だったんです。母親は、やりたいことを人質にしたほうがいいって考えたんです」
これ、よく聞くのは、「ゲームは1日2時間までよ!」と、ゲームをやる時間を制限してしまう親です。でも、これだと、ゲームを2時間やったあとで、勉強をやるとは限りません。もしかしたら、漫画を読んでしまうかもしれない。 ですから、松丸さんのお母さんは、勉強を前に持ってきて、ゲームを後にしたんですね。これなら大好きな謎解きゲームをやるために、勉強しないわけにはいきません。 3時間勉強すれば、あとはいくらゲームをやっても文句を言われないのですから、「馬の目の前にニンジンをぶら下げている状態」。
この母親の策略にまんまとハマった松丸さんは、大好きな謎解きゲームをやりたいために、毎日、3時間の勉強を実行。もともと物覚えがよかったこともあって、成績はグングン上がったのだそうです。 ■高校2年生の冬に亡くなった母の日記 勉強嫌いだった松丸さんが、東大に合格することができたのには、もう1つ、やる気となった出来事がありました。 それは、お母さんが亡くなったこと。 「勉強を3時間やったら、いくらでもゲームをしていいわよ」と、松丸さんのやる気を引き出したお母さんは、松丸さんが高校2年生の冬に亡くなってしまいます。