和島大海がトーナメント王者のコプリヴレンスキーからダウンを奪って判定勝ち。オウヤン・フェンへのリベンジマッチ実現をアピール【K-1】
前K-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心会チーム侍)が「K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~」(12月14日、東京・代々木第一体育館)でトーナメント王者のストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike's Gym)からダウンを奪った上での判定勝ちを収めた。 コプリヴレンスキーは今年7月に行われた「K-1WORLD MAX-70kg世界最強決定トーナメント」にケガで欠場となったオウヤン・フェンの代わりに出場して、ブアカーオ・バンチャメーク、デング・シルバ、ヴィクトル・アキモフを破りトーナメントを制した。10月の大阪大会ではKrushスーパー・ウェルター級王者の小田尋久と対戦し、延長判定勝ちを収めている。 和島は2020年9月から連勝を重ね、2021年12月に木村“フィリップ”ミノルを破り王座を獲得。2度の防衛を果たすが、昨年12月の大阪大会でオウヤン・フェンにKOで敗れ、王座から陥落。再起戦となった今年3月のダリル・フェルドンク戦でもKO負けを喫し2連敗とどん底に落ちるも、10月の大阪大会でキム・ジュンファにKO勝ちを収め再起を果たしていた。
1R、オーソドックスのコプリヴレンスキーとサウスポーの和島。和島は左ミドル、コプリヴレンスキーは右インロー。和島は間接蹴りでけん制。コプリヴレンスキーは右ストレート。和島は左ミドル。和島は左ストレート、左ミドル、奥足への左ロー。徐々に右足を効かされるコプリヴレンスキー。和島は奥足への左ロー、左ストレート、左ハイ。和島の左ローに翻弄されるコプリヴレンスキー。 2R、和島はいきなり奥足への左ロー。コプリヴレンスキーもパンチから右ロー。和島は左ロー、前蹴り。そして圧をかけ下がらせると左ハイからの左ストレートでダウンを奪う。立ち上がったコプリヴレンスキーに和島は奥足への左ロー。コプリヴレンスキーは押し返しパンチを連打。和島はしのぐと左ロー、左ミドル。コプリヴレンスキーもパンチを返す。