金子晃大がロシアの強豪からダウンを奪った上での判定勝ち。試合後のマイクで「ちゃんと検査して陰性」とドーピング疑惑を明確に否定【K-1】
「K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~」(12月14日、東京・代々木第一体育館)でK-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者の金子晃大(K-1ジム自由ヶ丘/FROG GYM)がアスランベック・ジクレーブ(ロシア/Kuzbass Muay Thai)と対戦し、ダウンを奪った上で3-0の判定勝ちを収めた。 金子は2022年6月の「THE MATCH 2022」で鈴木真彦に敗れて以降の連勝を「10」に伸ばし、改めてその強さを見せつけた。 ジクレーブはロシアやヨーロッパでムエタイのタイトルを持ち、2020年11月にONEに参戦すると中国のワン・ジュングァンから判定勝ちを収めている。 1R、ともにオーソドックスの構え。ジクレーブの右ローに金子は右ストレート。金子が強烈な右ロー。ジクレーブは右ロー、左前蹴りからパンチにつなげる。金子は右ロー。ジクレーブのヒザに金子はパンチを合わせに行く。飛び込んだジクレーブに金子が右のショートフックをカウンターで合わせてダウンを奪う。すぐに立ち上がったジクレーブが積極的に攻め込んでいく。
2R、金子が圧をかけるがジクレーブも一歩も引かず。ジクレーブが顔面に前蹴り。なおもジクレーブは左右のハイ。パンチを出したい金子にジクレーブが前蹴りを顔面に。金子は右ロー。ジクレーブは右ストレート、左ボディー。前蹴り、パンチのジクレーブに金子は右ストレートでぐらつかせる。しかしジクレーブはすぐに反撃。金子は圧をかけ下がらせると左ボディー。ジクレーブは右ボディー。金子はヒザをボディーに打ち込む。 3R、ジクレーブは右ロー、左インロー。金子は右ストレート。手数を出し続けるジクレーブに金子は右ロー、打ち終わりに右ストレート。ジクレーブは右ロー、左前蹴り。ジクレーブは前蹴り、やや遠めからワンツー。金子はガードを固め、狙いすました右ストレート。ジクレーブのヒザの打ち終わりに金子が右ストレート。なおも詰めて右ストレートの金子にジクレーブが右ロー。なおも手を出し続けるジクレーブ。金子も応じ、打ち合いの中ゴング。 判定はダウンを奪った金子が30-27、29-28、30-27の3-0で勝利を収めた。