中日・高橋宏斗“ごえ兄”に感謝 8回1失点で今季12勝目 川越誠司の一発に「さすがだな」
◇プロ野球セ・リーグ 中日3-1ヤクルト(10日、バンテリンドーム) 中日は川越誠司選手が今季2号3ランホームラン放つと、先発の高橋宏斗投手が8回1失点の好投でヤクルトに勝利。お立ち台では高橋投手が川越選手に感謝を込めました。 【画像】9月10日試合終了時点のセ・リーグ順位表 5位中日と6位ヤクルトは3.5差へ 3回に2本の内野安打から好機をつくり、川越選手がヤフーレ投手からライトへ2号3ラン。立浪和義監督も「お互い点が入る雰囲気ではなかった中であの一振りで3点ですから、いいバッティングをしてくれた」とたたえました。 投げては高橋宏斗投手が8回1失点の力投。お立ち台では横にいる川越選手に「“ごえ兄”が打ってくれてよかった。ベンチで見ていていったと思いましたし、さすがだなって感じです」と親しみを込めて感謝を伝えました。 4回には今季19試合目で初被弾となる一発を村上宗隆選手に浴びましたが、「周りのみんなからホームラン1本も打たれてないとか言われるけど、ホームランは打たれるものだと思いましたし、打たれるのが村上さんで良かった」と振り返ります。 この勝利でリーグトップの“防御率1.14”でリーグ2位の12勝となった高橋投手。規定投球回まで残り8回と1/3に迫り、「(規定投球回は)最低限クリアしたいポイントなので長いイニングを投げられるように頑張りたい」と次戦を見据えました。