【アメリカ留学】「ルームメイトといっても出かける仲ではありません」寮生活を卒なくこなす方法
一緒に出かけるのか
私の場合はルームメイトとどこかに出かけることはありません。 お互いにそれぞれの授業や課外活動で忙しいこと、興味関心のあることなどが異なるためです。 寮生活をする上で心がけるべきなのは、「ルームメイト=友だち」ではないということです。私が日本の大学で寮生活をはじめるにあたって言われました。 必ずしもルームメイトと友だちになる必要はありません。プライベート的な関係でも、=友達ではないのです。 私の場合は、「同居人以上友だち未満」のような関係性で安定しています。 外出することはありませんが、タイミングが合えば部屋で一緒に映画を見たり、料理を分け合ったりして、同じ時間を過ごしています。 もし誰かが外出したのであれば、その話をして「いいね! 今度友だちと行ってみようかな」という風な反応が返ってきます。 それぞれの交友関係を尊重して、お互いの関係性を築いている感じがします。
ルームメイトとの生活でよくある質問
●困ったことはある? 寮生活をしていると、聞かれるのが「ルームメイトとトラブルはないの?」「ふたりで1つの部屋で寝るってどうなの?」ということです。意外と困ったことはありません。 幸い、ルームメイト同士で似たような衛生観念、生活リズムを共有しているからだと思います。 日本の寮にいたときの方が、気を使ったかもしれません。日本特有の気遣いで、「言わなくてもわかるでしょ」という雰囲気をお互いに伝えあい、問題を解決していたからです。 アメリカは、直接問題を指摘し合うため、問題解決が圧倒的に早いです。アメリカ人の全体的な性格傾向や英語の言語としての表現が関係しているのかなと思います。 これはきっと、ビジネスの場でもそうなのでしょう……。 ●ひとり部屋に憧れることはある? LIMO・U23編集部からは、日本の大学寮で圧倒的にひとり部屋の人気が集中している話が出ました。筆者の大学も例外ではありません。 しかし、ひとり部屋で生活したいと感じる場面は、思いのほかありませんでした! 今は留学しに来ていて、英語力を高めたいという思いでいっぱいです。「ずっと話しかける相手がいる環境のふたり部屋はいいな」と思います。 就寝や起床のタイミングをお互いに事前に教えているので、うまくいっている部分もあります。 ●家事分担で文化の違いを感じる場面はある? 今のところ、家事の分担ではあまり文化の違いは感じていません。 部屋の掃除やお皿洗いは気が付いた人がやるルールです。やってくれたことに気が付いたときは「ありがとう」と言い合っているため、その点は日本と同じだなと感じます。 日本の寮にいたときは逆に分担を決めすぎて、分担したはずなのにやらない人がいると、不満が溜まっていきました。 みんなが率先して家事をやっているから成り立っている部分ではありますが、アメリカでの寮生活のほうがいいなと感じます。
ルームメイトとの接し方はその人次第
必ずしもルームメイトと友だちになる必要はありません。しかし、最低限のリスペクトを相手に対して抱き、共に助け合って生きていこうという意識は大事です。 もし寮生活をする中で「ルームメイトとうまくいかないな」と思ったら、相談できる窓口もあります。これから留学を考えていて、ルームシェアに対して不安がある人は、相談窓口の情報を手に入れておくと安心です。 海外で活躍しようと考えている人は特に、相談できるうちに相談して、留学先の人たちをはじめとした海外の人と、うまく交流できるようになるといいのではないかなと思います。
LIMO・U23編集部