【JBC2歳優駿】ダート初戦で大差勝ちのタガノマカシヤ 中村直也調教師「能力を出し切れるようなら」
[JpnⅢ・JBC2歳優駿=2024年11月4日(月曜)2歳、門別競馬場・ダート1800メートル] ダート替わりの前走で2着馬に3秒差をつけて圧勝したタガノマカシヤ(牡・中村)。走破時計1分53秒0はタイレコードで底知れない能力を見せつけた。未勝利勝ち直後の重賞挑戦になるが手応えはいかに? 管理する中村直也調教師(46)にレースへの意気込みを聞いた。 ――まずは前走を振り返ってください 中村調教師 まだ子供っぽいところがあって直線は物見をするところはあったけど、ダート替わりで適性は高かったと言える内容でしたね。バリバリのダートという雰囲気ではないけど、タイレコード(1分53秒0)でメチャクチャ強かったですね。 ――初戦は芝を使いました 中村 牧場にいる段階から動けていて能力は高いと思っていました。デビュー戦は外々を回る形になりましたからね。上手に回っていれば3着はあったかな、という内容でした。芝でも走れないことはないと思いますが、3着だったら次走も芝を使っていたかな(笑い)。 ――中間の調整は 中村 前走がプラス4キロでまだ絞れてもいいくらい。馬体重は500㌔を切ってもいいくらいですね。使った後も順調で状態は変わりなくきていますね。ただ、今回は前走後から中1週で北海道への輸送を挟みます。馬っ気もあるので環境の変化に対応できるかもカギになると思います。 ――最後にレースへ向けてひと言 中村 前走を見てもダートの適性は高いですからね。強行軍にはなりますけど、輸送をクリアして環境に慣れてくれて、この馬の能力を出し切れるようなら。
東スポ競馬編集部