鳥取県中部で震度6弱 気象庁会見(全文1)発生1時間以内に震度1以上17回
今回の地震の周辺で最近1年間、マグニチュード4程度の地震が何回か発生
次のページが最近1年間の地震活動を示した図です。左側に震央分布図があります。今回の地震、赤い丸で示すところで発生しています。その周りでも結構最近1年間、マグニチュード4程度の地震が何回か発生している中で、今日、6.6の地震が発生したということになります。この時系列が右側に書いてあります。右側の上の図が昨年の10月以降の約1年分の時系列です。マグニチュード4程度の地震がいくつか発生している様子が見えるかと思います。 その下の図が本日の10時以降の地震の発生状況。12時12分にマグニチュード4クラスの4.2、緊急で振れたのが4.2だったと思うんですが、この地震が発生して以降、いくつか小さい地震も発生して、今回の14時7分、6.6が発生したというような様子が見えるかと思います。 その次のページ。もう少し前から、1923年以降の地震活動を見た図です。今回の地震、マグニチュード6.6のところの右側にいくつか丸がありますけども、一番大きな丸。左側ですね。1943年、鳥取地震というのが、今回の地震の東側で発生しています。このように鳥取県では2000年の鳥取県西部地震も含め、マグニチュード7、あるいは6といったような地震がいくつか発生しています。 次のページにまいりますが、これは大きな地震が発生後に規模の小さい地震が続発した過去の事例ということで、いくつか青い丸を描いている辺りが、そういう続発した事例が起きた場所を示していますけども、今回の地震の近くでも、1943年の鳥取地震の半年前にマグニチュード6.2の地震が起こって、その1日後にやはり同じマグニチュード6.2の地震が起こって。同程度の規模の地震がいわゆる続発したというような事例がございました。 次のページが今日の地震で観測された長周期地震動階級の分布図です。ちょっと小さくて見えにくいかもしれないですけれども、オレンジ色になっているところが鳥取県中部で、ここでは長周期地震動階級の3を観測しております。そのほか、2や1を観測しているところが、所々にあります。 次のページ。緊急地震速報の内容です。警報を発表したのが第3報のところ、下線を引いてあるところですけれども、第3報。地震波検知から12.1秒後の緊急地震速報の警報を発表しております。 めくっていただいて、2枚。1枚、2枚、(※判別できず)めくっていただくと、その緊急地震速報の警報を発表してからの猶予期間、(※判別できず)。(※判別できず)載せております。 資料の説明としては以上ですけども、今回の地震が発生した鳥取県中部の辺りでは、過去にも少し同じくらいの規模が続発したケースもございますんで、今後の地震活動に十分注意していただいて、また、今日の揺れは6弱ということで、強かったですから、家屋の倒壊、あるいは土砂災害の危険性が普段より高まっている可能性がありますから、今後の地震活動、あるいは雨の予報に十分注意して、身の安全を図っていただきたいというふうに思います。私からは以上です。 【連載】鳥取県中部で震度6弱 気象庁会見 全文2へ続く