しなびた「ナス」が復活する裏ワザとは?農家に聞いた「ナス嫌いも食べられる」アイデアレシピを大公開
夏に旬を迎える野菜といえばナス。暑い夏にピッタリの冷製メニューから、食欲がアップするスタミナメニューまで、ナス農家さんに大量消費レシピを聞き込み調査。さらに、しなびたナスの復活法も教えてもらいました。
出荷量は1日6t!?市場で争奪戦になる幸田町のナス
愛知県・幸田町は県内有数のナスの産地で、8月に出荷の最盛期を迎えます。ナスは毎日収穫しても間に合わないほど生育が早く、朝5時頃から収穫を始めるそうで…。 (ナス農家・浅井裕司さん) 「(きょうは何箱収獲?)1日30ケース、500kg」 22戸の農家がいる幸田町では、全体で1日およそ6tのナスが出荷されます。そのほとんどが愛知県内で消費され、品質の良さから市場で争奪戦になったこともあるのだとか。 (ナス農家・村田真吾さん) 「『幸田のナスが欲しい』って言ってくれるから頑張れる」 そんな評判を聞きつけて、「幸田町でナスを作りたい」と移住してくる人もいるそうです。
おつまみにもピッタリ!チーズ焼きからフランスの伝統料理まで
今回ナスを使ったアレンジ料理を作ってくれるのは、ナス農家の奥さま・村田花さんです。まずは、子どもに大人気の超簡単メニュー「ナスのカリカリチーズ焼き」を教えてもらいました。 【ナスのカリカリチーズ焼き】 1.ナスを縦横半分に切り、皮に切れ目を入れる 2.フライパンで両面を焼く 3.皮を下にしてチーズをかけて蒸し焼きに。火が通ったらひっくり返す 4.チーズがカリカリになるまで焼く 続いては、ナスが嫌いでも食べられるという「ナスのガレット」を教えてもらいました。 【ナスのガレット】 1.ナスをさいの目に切って塩を振り、5分ほど置く 2.ベーコン・片栗粉・チーズ・黒コショウを入れてよく混ぜる 3.フライパンに少し押し付けながら両面を焼く
しおれたナスがピチピチに!ハリを戻す方法とは
「買ったナスが1日でしなびてしまった」という経験はありませんか?そんな時に活用できる「しなびたナスの復活方法」も教えてもらいました。 (村田花さん) 「ヘタの頭を切って水につける。ヘタの切り口から水分が入るので、ハリが戻る」 ヘタの頭を切って5分ほど水に浸けることで、ナスが水分を吸ってハリが復活するそうです。 最後に作るのは、レンジでできる「ヒスイナス」。猛暑の夏にピッタリなメニューです。 【ヒスイナス】 1.ヘタを切って皮をむく 2.ナスをラップで包み、電子レンジに入れて600Wで5~6分加熱(目安はぐったりするくらい) 3.白だし:水=1:2の割合で作ったタレに、ナスを漬けて冷蔵庫で冷やす さらに、「ナスのステーキ」や、キムチと和えた「ナスキムチ」なども完成!今が旬のナスを使った料理をぜひ作ってみては。 CBCテレビ「チャント!」8月20日放送より
CBCテレビ