大学4年生の息子が来年から通勤で車を使うので、買ってあげようと思います。子どもに車を買ってあげる場合、贈与税ってかかりますか?
車に対する贈与税はバレる可能性がある?
車を購入しても、「誰が購入したかなど国税庁は分からないのでは?」と考えている方は多いかもしれません。しかし、車を購入すると、国土交通省管轄の運輸支局へ購入者の名義が登録されます。国税庁も登録情報を認識しており、贈与税が発生していることがバレてしまいます。 贈与税にあたることを認識しておらず無申告であれば、以下の税金がペナルティーとして課せられることに注意が必要です。 ・無申告加算税 ・延滞税 国税庁は、預金通帳などの出金履歴や所得の状況も確認しています。親の出金履歴と子どもが車を購入した時期が重なっていると、特に贈与が疑われやすくなります。
子どもに車を買うなら贈与税に注意しよう
親が車を子どもに買い与える場合には、贈与税の納税義務が発生する可能性があります。履歴が残るお金の動きは税務署にバレてしまうため贈与を隠すことは困難で、申告しなければペナルティーにより重い罰則が待ち受けています。 そのため、子どもに車を買い与えるなら、110万円以下の車にするとよいでしょう。贈与税の基礎控除を超えなければ、贈与税がかかることはなく、安心して子どもに車をプレゼントできます。 出典 国税庁 No.4408 贈与税の計算と税暦(暦年課税) 国税庁 No.4402 贈与税がかかる場合 国税庁 財産をもらったとき 国税庁 No.2024 確定申告を忘れたとき 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部