バッキンガム東棟5年ぶり公開へ 国王ら手を振るバルコニー
【ロンドン共同】英王室メンバーの結婚や戴冠など主要行事で国王らが大衆に向かって手を振るバルコニーで知られるバッキンガム宮殿の東棟が5年以上の改修工事を経て7月15日~8月31日に一般公開される。訪問者はバルコニーにつながる部屋も見ることができる。英メディアが3日報じた。 宮殿は1950年代以降、電気系統や配管、暖房設備が更新されていなかったため、2017年から10年がかりの大規模工事が進んでいる。 東棟は19世紀半ばごろに増築された。バルコニーにつながる部屋にはハスの花を模したガラスのシャンデリアや、19世紀末に中国の光緒帝がビクトリア女王に贈った絹の壁かけがある。