新「希望の党」発足 松沢代表らが会見(全文1)理念・政策・路線を継承
幹事長の行田邦子参議院議員ほかのあいさつ
行田:このたび幹事長を務めさせていただくこととなりました、参議院議員の行田邦子でございます。今日はお忙しい中、お集まりいただきまして本当にありがとうございます。ご覧のとおり、元の民主党に戻りたいという方たちは希望の党を皆さん去っていかれました。これはそれぞれの政治家の方々が判断することですので、大変残念ですけれども止めることはできないと思っています。 私たち5人となりましたけれども、緑爽やかなこの季節に希望の党、再出発をさせていただきたいと思っております。皆さんもご記憶にあるかと思いますけれども、昨年の10月の総選挙では、希望の党は多くの皆さまからも厳しいご批判のお声もいただきました。厳しい選挙戦を戦わせていただきましたけれども、そうした中にあっても約1000万人の国民の皆さんから比例票をいただく結果となりました。約1000万人の皆さんがたった1つの政党を選ぶときに、「希望の党」と投票用紙に書いていただいたわけであります。私はこの事実をしっかりと重く受け止めたいと思っておりますし、また、たった7カ月で自分たちの都合で、またちょっと調子が悪いからということで簡単に党をつぶしてしまってよいのかと。そういうことをしてしまったらば国民の皆さんに、また、投票してくださった皆さまに説明が付かないのではないかと、私自身はこのように考えております。 松沢代表の下、希望の党が再出発、しっかりと果たせるように、私自身も力を尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。 井上:皆さまこんにちは。政策調査会長を拝命いたしました井上一徳です。先ほども代表からありました。もう希望の党はすでにしっかりとした理念、そして公約、政策、これがあります。もう骨格は出来上がってます。私の仕事は、それに肉を付けていく仕事だと思っております。素晴らしい政策を実現していくために、代表の下、みんなで力を合わせて、この国のために頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 松沢:じゃあ中山先生、一言お願いします。 中山成彬:中山成彬でございます。松沢代表、そして若い執行部を側面から支えていきたいと思っていますのでよろしくお願い申し上げます。 中山恭子:参議院議員、中山恭子でございます。今日は本当に、このように多くの皆さまがこの会にご参加くださっておりますことを心から感謝を申し上げます。5人の党でございますけれども、まだこれから広がっていってほしいと思っております。この党の政策・理念については5人とも同じ方向を向いております。そういった意味では非常に強い根っこのある党でございますので、どうぞご理解、ご支援くださいますように心からお願い申し上げます。若い3人が政党の中心になって活動してまいります。私自身もこの若い3人を心から支えていきたい、応援していきたいと思っております。よろしくお願い申し上げます。 【連載】新「希望の党」が発足 松沢代表らが会見 全文2へ続く