サッカー日本代表は8大会連続でW杯に出場できる? 松木安太郎「まだいろいろなことが起きる可能性がある」
プロゴルファーの丸山茂樹がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」(毎週土曜 7:00~7:25)。9月28日(土)の放送は、前回に引き続き、サッカー元日本代表でサッカー解説者の松木安太郎(まつき・やすたろう)さんをゲストに迎え、お届けしました。
◆30代で始めたゴルフ、ベストスコアは「77」
丸山:松木さんが、ゴルフを始めたきっかけは何だったんですか? 松木:地元・市川の有志の方に教わったんです。最初に連れて行かれたのがアコーディア・ゴルフ 習志野カントリーでした。 丸山:20代ですか? 松木:30代でした。 丸山:30代からのスタートだと、めちゃくちゃつまんなくなるか、ハマるか、どっちに転ぶか分からないですよね。松木さんのベストスコアは? 松木:僕ね、77だったかな? 丸山:上手い! 70台が出ていれば上手いですよ。 松木:最近だと、パリオリンピックに行く前に、成田ゴルフ倶楽部で普通のレギュラーで回ったんですけど、そこで79で久々に70台が出ました。40の39でした。 丸山:後半が39って立派ですよ。前半良くて、後半で駄目になる人が多いですから。そのなかで、後半盛り返してこらえるっていうのは立派。 松木:うれしいです。最初に70台のベストスコアを出したときも、後半が35だったかな。 丸山:すごいじゃないですか! 松木:大栄カントリー倶楽部だったんですけど、そのときは調子が悪くて“ゴルフやめようかな”って思ったら、後半よかったんですよ。だから、やっぱりあんまり入れ込んじゃ駄目だね(笑)。 丸山:(笑)。そうやって、“やめようかな”って思っているときにゴルフの神様が「今やめたら、将来楽しくないぞ」って止めてくれたんですよ。35出したときは、気分が高揚したでしょ? 松木:そう、(気分が)よかったです。
◆8大会連続となるW杯出場を目指す、サッカー日本代表
丸山:サッカー日本代表が、2026年のワールドカップの戦いが本格的に始まっていますけど、どうですか? 松木:8大会連続でワールドカップ出場を目指しているんですけど、今回のワールドカップは、今までの大会と比べると、出場するのは結構楽だろうと言われているんですよ。(出場枠の)国数が増えたんです。今までよりも16チーム増えて48チームになりましたから。 丸山:なるほど。 松木:(それに伴い)アジアの枠も増えたので。ただ、(FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)で)日本と同じグループCは、この前やった中国とバーレーン、サウジアラビア、オーストラリア、インドネシアで、上位2チームに入ってきそうな国がオーストラリアとサウジアラビアなんです。 丸山:なるほど。 松木:だけどこの2つ、オーストラリアはバーレーンとの初戦で負けているんですよ。 丸山:そうなんですか!? 松木:しかも、オーストラリアのホームで負けているんです。で、もうひとつのサウジアラビアは、インドネシアと引き分けているんですよ。インドネシアなんて、まったくカウントのなかに入っていなかった国のひとつですよ。それが今回、アジアの枠が増えたことで、3位か4位までに入ればまだチャンスがあるっていう国ばっかり。 丸山:なるほど。 松木:だから、逆にこういう番狂わせがあるんです。 丸山:下剋上がないような感じがしますけどね。やっぱり強いチームが絶対に上にいる、みたいな。 松木:でも今は(どの国も)相当強化していますから。だから、この前の日本は中国にああいった形で勝てた(7-0で勝利)からいいですし、バーレーンともいい試合(5-0で勝利)ができたからいいですけど、実はこのグループでまだいろいろなことが起きる可能性があるんで、どこの国を相手にしても落とせないというのが、今回の予選の厳しいところです。 丸山:じゃあ、全集中で臨まないと。気をゆるめるなということですね。 松木:そういうことです。 (TOKYO FM「ACN presents 丸山茂樹 MOVING SATURDAY」2024年9月28日(土)放送より)