“偏差値”だけでは測れない学力が重要に! 中学入試で増加中の「新タイプ入試」とは?
3.思考力入試 個々の生徒が持つ創造力や表現力などを発揮させ、他の受験生ともコミュニケーションをとりながら、作品づくりをしたりディスカッションをしたりするスタイルの入試。基礎的な学力は必要だが、問いを持って課題を解決する姿勢等を見られる。レゴを使った入試なども。 【出題校】東京かえつ有明中学校など 4.英語入試(グローバル入試) 近年増加している英語1科目の入試スタイル。英語だけができればいいというわけではなく、国際的な視野を持って、世界の課題に目を向け、解決の糸口を探るなど、多角的な評価で選抜する入試。英検4~3級程度の英語力を求めるケースも多い。 【出題校】東京文化学園大学杉並中学校など 5.自己プレゼンテーション入試 小学校時代に力を入れたスポーツや音楽、課外活動などの成果をもとに、資料作成を通して学校側にプレゼンテーションをする試験。パソコンを使っての動画作成や、ポスター作り、紙芝居などプレゼンの方法は自由。教科試験や作文・面接などが組み合わされることも多い。 【出題校】東京立正中学校など 6.表現型入試 コミュニケーション力や言語理解能力を軸にした受験スタイル。言語の聞き取りから内容や趣旨を理解して文章にまとめたり、問いに答えたりする。口頭質問に対し、自分の言葉で考えを伝えられる準備が必要。英語での表現力を問われるケースも。 【出題校】東京藤村女子中学校など (協力/玉居子泰子)
ジュニアエラ編集部