新NISA、新局面!どの商品買えばいい?プロが教える「これから注目すべき投資先」…金ETF、金の投資信託カギに
冷え込んでいた米国の不動産市場が回復する可能性
コロナ禍明け以降のアメリカでは高金利政策が続いた結果、不動産市場が冷え込んでいます。しかし9月に2年半振りに利下げが行われ、また今後も継続的な利下げが見込まれます。利下げにより、これまで冷え込んでいた米国の不動産市場が回復する可能性も。REITと言えば国内のJ-REITのイメージが強いものの、米国にもREITはあります。米利下げを契機に一部資金を米国REITの関連ETFや投資信託に投じることで、今後の米国の不動産市場回復時に恩恵を得られる可能性があります。
インフレ時代の個別銘柄投資は大手企業が有効
インフレ時代の個別銘柄への投資という観点では、NTT<9432>など配当もあり業績が安定する大手企業銘柄への投資が有効です。優良企業であり、長期視点で株価推移を見ることができます。また株式市場の急落により株価が下落しても、配当金の存在により継続保有の動機付けができます。業績が安定する大手企業であれば、株価急落後の回復も早くなります。日銀の利上げはありましたが、インフレ時代に入り業績の安定する優良企業への長期投資は、報われる可能性が高いのではないでしょうか。
石井僚一