デジタル庁は1月6日、令和6年分の確定申告に対応した「確定申告の事前準備」ページの提供を開始を開始した。

写真：アスキー

　令和6年分の所得税などの確定申告の相談及び申告書の受付は、２月17日から３月17日となる。それに先駆け、デジタル庁は1月6日、令和6年分の確定申告に対応した「確定申告の事前準備」ページの提供を開始を開始した。これにより、マイナポータルを利用してユーザーのスマートフォンやPCからオンラインで事前準備が可能となった。 　 　マイナポータルの令和6年分の事前準備ページは昨年寄せられた意見を踏まえ、改善点を実施したという。 　 ●主な改善点 ・証明書取得手順の簡略化：外部サイトとの連携手順を短縮 ・証明書種類別の表示：取得ステップが理解しやすいように、証明書を種類別に整理 ・状況確認の案内見直し：証明書取得状況がより明確に確認可能 　 ●Android向け新機能 ・一部のAndroidスマートフォンでは、「スマホ用電子証明書搭載サービス」に対応。このサービス対応機種では、マイナンバーカードの読み取りや4桁の暗証番号の代わりに、スマートフォンの顔認証や指紋認証を利用して、より簡単に確定申告の準備が可能になった。 　 　なお、還付申告については2月14日（金）以前でも実施できる。早めに確定申告を提出するとそれにあわせて還付金の入金も早いというメリットがある。 　   文● サクラダ　編集●飯島恵里子／ASCII