被害男性「死ぬんじゃないかなと…」クレーンで持ち上げ…9メートルの屋根から落下の“職場いじめ” 大阪・八尾市の産廃業者元専務ら3人を殺人未遂容疑で逮捕
FNNプライムオンライン
2024年6月下旬、大阪・八尾市にある産廃業者で起きた事件。 高さ約9メートルから落下させられたという被害者の男性は26日、FNNの取材に答え、「怖かったのはそうだが、死ぬんじゃないかなと思っていた」と話しました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、産業廃棄物処理業「泰幸」の元専務・杉本竜司容疑者(48)と社員の男2人。 調べに対し、被害者の男性について「物覚えが悪かった。仕事ができない」などと供述しています。 杉本容疑者らが行った暴行は信じられない内容でした。 まず、社内にあったショベルカーのアーム先端に乗せて上に上げます。 そしてショベルカーを操作し、建物の3階に相当する約9メートルの高さまで持ち上げ、屋根の梁にぶら下げました。 男性は耐え切れず、落下したということです。 被害男性: 最初は蹴られたり、バットとかで殴られたり。そこからエスカレートしてスタンガンとか。専務(杉本容疑者)が命令して、その2人がやるみたいな感じだった。 10月に被害男性が警察に「助けてください」と話し事件が発覚。 こうした暴行は1年ほど続いたといいます。 容疑者のスマートフォンからは、犯行の様子を映した動画が見つかったということです。 嫌がらせは男性が都内に引っ越したあとも続いたといいます。 被害男性: 電話とか、あとメールとか来てて、その脅迫みたいなのが来てたんですけど、20件とか30件とか電話来てて、メールは100件以上は来てましたね。1日でです。2週間、3週間くらい続いてましたね。 警察は、男性が日常的に暴力を受けていたとみて調べを進めています。
関西テレビ