警備に問題も? ウィリアム皇太子一家の在宅中、ウィンザー城敷地内に不審者が侵入
これは、2024年10月13日に起こった事件…。 覆面をした2人組の男たちが夜間、ウィンザー城のふたつあるうちのひとつのメインエントランスのフェンスをよじ登り中へ侵入。 納屋にあった農耕用車両を盗み、警備ゲートを突き破って逃走したのだとか! 【写真】メーガン夫人が暮らしたカナダの家、約2億円で即売却?内部を覗き見 ウィンザーの領地と近辺エリアを管轄するテムズバレー警察は、英国『ザ・サン』紙への声明の中で、このように述べました。 「10月13日日曜日の午後11時45分頃、ウィンザーのA308に近いクラウン・エステートの土地にある物件に強盗が入ったとの通報を受けた。犯人は農場の建物に入り、黒いいすゞのピックアップと赤い四輪バイクを持ち去った。その後、オールド・ウィンザー/ダチェット地区に向かって逃走。現段階では逮捕者は出ておらず、捜査は継続中である。」 何が恐ろしいって、ウィンザー城の敷地内にはウィリアム皇太子&キャサリン妃ご夫妻のご自宅、アデレード・コテージがあり、侵入者たちが突き破ったゲートというのが、その最も近くにあり、ご一家が一番使用されているゲートだそうなのです。 しかも、この事件の発生時、ご一家は自宅にいらした模様で、お子様たちに至ってはベッドでお休みになっていた可能性も大なんです。 チャールズ国王はウィンザー城に滞在中でなかったというから、それは安堵ですが、約5分の距離にあるのが、かつてハリー王子とメーガン夫人の自宅であったフロッグモア・コテージと、アデレードコテージ。フロッグモア・コテージは現在、どなたも住んでいらっしゃらないため、最も危険であったのがアデレードコテージの皇太子ご一家ということに。 この邸宅は4ベッドルームと小さいため、ケンジントンパレスとは異なりナニーやスタッフは同居しておらず、ご家族だけでお住まいになっているから、より不安も。 ちなみにウィンザー城のエントランスのフェンスは6フィート(約1.83m)だそうで、それを超えたというのも驚きだけれど、何よりその時、警備は⁈?!と不思議に思いますよね。 どうやら同月に、資格を持った警官が不足しているために、ウィンザー城の2つの主要なエントランスから武装警察が排除されたと、報じられていたというから、それを知って侵入した可能性も否定できません。 この人員不足は、身の危険に直結しかねないので、深刻ですね。 そして何といっても、まだ犯人が逮捕されておらず、調査中というのが不安。お子さまたちを安心して寝かせられない…というもの。 思えば、これまでにも厳重に警備されている王室の敷地に侵入する事件がありました。 1982年7月、34歳の英国人男性が、朝バッキンガムパレスのエリザベス女王の寝室に侵入し、10分間女王に話しかけたことで有名な事件や、2004年9月には、父親の権利を訴える活動家の男性が、「父親の正義」のキャンペーンとして、バットマンのコスチュームを着用し、バッキンガム宮殿の壁をよじ登りバルコニー横で抗議をしたり、さらには、2023年8月、52歳の男性が、これまたバッキンガムパレスの門をよじ登り、中庭にたどり着いたが、警視庁が到着。尋問を受けた男は、「自分がどこにいるかわからない。ただトイレに行きたかっただけだと訴えたのだそう。 のちに結果不法侵入を認めたそうだが、なんという言い訳!(笑)れっきとした犯罪だし、笑っちゃいけないのだけれど、なんとも事件すら、ユーモアの国・英国、を実感してしまったりも。 しかしながら、今回のウィンザー城の事件に関してはまだ未解決。早く犯人逮捕となり、皆様が安心して過ごせるよう願うばかりです。
MIZUHO NISHIGUCHI