ADHDの女子高校生2人の交流を描いた映画、神戸での自主上映を目指してクラファン
ADHD(注意欠如・多動性障害)の女子高校生2人の交流を描いた映画「ノルマル17歳。― わたしたちはADHD ―」を兵庫・神戸で上映するためのクラウドファンディングが、CAMPFIRE(キャンプファイヤー)にて実施されている。 【動画】映画「ノルマル17歳。― わたしたちはADHD ―」本予告(全国公開版)(他5件) ともにADHDである、ギャル高校生・朱里(じゅり)と真面目な高校生・絃(いと)が出会い、悩みや生きづらさを共有して絆を深めていく本作。朱里を鈴木心緒、絃を西川茉莉が演じたほか、眞鍋かをり、福澤朗、村野武範もキャストに名を連ねた。 今回の自主上映会プロジェクトは、本作を鑑賞した神戸在住のフリーライター・長谷川祐子が監督の北宗羽介にコンタクトを取りながら進めてきた。8月29日から行われた第1次募集は、9月30日に目標額40万円を超える43万2900円を集めて成功。今回のクラウドファンディングは第2回上映会開催に向けての第2次募集であり、11月30日23時59分まで実施されている。リターンには、上映会の入場チケットや映画の公式グッズが用意された。 「ノルマル17歳。― わたしたちはADHD ―」第1回上映会は12月15日午後、第2回上映会は2025年1月13日午後に兵庫のシネ・リーブル神戸で開催予定。また上映後、北を招いたトークショーも実施される。 ■ 北宗羽介 コメント 東京や大阪・京都・横浜などで上映し好評だった本作品を、ぜひ神戸の皆様にも観ていただきたく、今回の自主上映の機会をぜひ実現したいと思っております。 本作を通して、今一度「普通とは何か」を考え、発達障害をはじめ多くの「特性」が「普通に」受け入れられる社会をめざす一助になれば幸いです。