立憲代表選 立候補4氏が会見(全文2)代表になったら執行部の男女比を同率に
人と暮らしに投資する公共事業に重点を
経営者の方々もご苦労されました。飲食業や観光業、あるいは宿泊、輸送の方々、本当に頑張っておられているのに、どうしてこんな理不尽なことが起きてしまうのか。私は政治の力でこうした理不尽を1つ1つなくしていきたい、皆さんの困難に寄り添って、そして一緒に歩いて、その問題を解決していきたい、そのために新しい政治をつくっていきたいと決意をいたしております。 さらにこの国は少子高齢化、あるいは気候変動、もうのっぴきならない問題が山積をしています。今必要なのは多様性を力に変えるということです。地方の力、女性の力、草の根の力、それを生かしていくことが今、日本の社会にとってどれほど必要か、私は身をもって感じております。私自身、49歳で初めての出産を経験し、今、もうすぐ5歳になる子供の子育て中です。そういった生活感のある政治を私はやっていきたい。そして私は、派手なパフォーマンスや人気取りの政策が横行しがちな政界ではありますが、私は私の持ち味を生かして1つ1つの課題や困難に、地道に解決に導いていく、そういうリーダーになっていきます。 重点政策としては、まずは命を守るということ。そして1人1人の暮らしを社会で支えるということ。自己責任論から脱却し、お互いに支え合う政治を実現していきます。子供や子育て、若者の未来をつくるために予算を倍増していきます。そして新自由主義から脱却し、格差をなくすための経済政策、あるいは地域資源を生かしていくための経済政策へと転換をしていきます。人と暮らしに投資をする公共事業に重点を置いていきたいと思います。生き方の多様性を守り、世界とアジアの中で日本の強みを生かし、理不尽を許さない政治、これを私は実行していきたい。どうか皆さまからお力添えをいただきますように心からお願いを申し上げ、私の思いと政見とさせていただきます。ありがとうございました。 司会:西村候補ありがとうございました。それでは記者の皆さまとの質疑に入ります。演台を移動させますので、しばらくお待ちください。 司会:それでは各候補はそれぞれの演題にお着きください。 A:マスクは取っていただいて。 司会:取っていただいて結構です。それでは最初に野党クラブ幹事社の方から4候補に共通の質問をお願いいたします。各候補者は1分めどでお答えください。回答は代表選管の指名に基づいた順番でお願いいたします。それでは幹事社、NHKの方どうぞ。 A:マイクをお渡しください。 司会:マイクをお願いします。