ディズニー「ネトフリからスター略奪」の新作群 主役級の韓国俳優たちがシンガポールに大集結
未だかつてない規模で韓流スターの面々が先週、シンガポールに集まっていました。ウォルト・ディズニー・カンパニーが11月20日・11月21日、シンガポールのマリーナベイ・サンズで開催した「ディズニー・コンテンツ・ショーケース2024」の目玉のひとつが韓国ドラマの新作発表でした。 【写真】肩出しドレス姿の「梨泰院クラス」を代表作に持つキム・ダミ 参加したのは韓国トップクラスの俳優とクリエイター全20名。ディズニープラスで今後、独占配信される作品群に期待が高まる一方で、Netflix独占配信ドラマを代表作に持つ俳優が大半を占めていたことが印象的でした。動画配信サービスのアジア投資が本格化しつつあることも表しています。
■ディズニー・コンテンツ・ショーケース2024 アジア太平洋地域から500人を超えるメディアとパートナーが参加し、そのうち日本からは50名、韓国からは100人を超え、ファンイベントならまだしもプレス発表会の域を超えるような規模感で2年ぶりにシンガポールで開催された「ディズニー・コンテンツ・ショーケース2024」。ディズニーの最強ブランド「マーベル」「ピクサー」「ルーカスフィルム」などの劇場公開作品からディズニープラスで独占配信される作品が並びました。
そのなかで、日本のディズニープラスオリジナル作品にもフォーカスが当たりました。人気アーティストのAdoが主題歌を書き下ろしたアニメ「キャッツ♥アイ」や日本テレビと共同制作するアイドルグループSnow Manのリアリティショー『旅する Snow Man』(仮)などの制作発表に加えて、日本のディズニープラスで最高視聴記録を作ったサイコスリラー「ガンニバル」のシーズン2が2025年3月19日から独占配信されることも発表されました。
シンガポール現地では「ガンニバル」メインキャストの柳楽優弥と笠松将の姿もあり、日本作品の強化ぶりが示されたわけですが、それ以上に韓国発作品群の充実ぶりが目立ちました。 ■「梨泰院クラス」などヒット作の韓国俳優たち 韓国から14名の役者と6名のクリエイターが来場し、旬なトップクラス級ばかり。キム・ダミにパク・ウンビン、キム・スヒョン、キム・ヘス、ソン・ソック、パク・ボヨンと、名前だけで全員の顔がすぐに浮かぶ人は韓国ドラマ通ですが、Netflixでランキング入りする韓国ドラマを視聴する人ならこれら役者が出演する作品名は知っているものばかりだと思います。