【大谷結婚、紅麹サプリ、都知事選から兵庫知事選まで】SNS騒動で振り返る2024年、今年もネットは阿鼻叫喚でした!
さて、2024年も残り僅か。今年もSNSは狂気に溢れ、炎上と殴り合いの阿鼻叫喚でしたね。おかげさまでこの連載もネタが尽きませんでした。 この記事の他の画像を見る が、そうは言っても皆さん、例えばこの夏に起きたネット炎上なんてもう覚えていないのでは……寝た子を起こすようで申し訳ないんですが、早速この1年を振り返ってみましょう。
【1月~3月】
元日の能登半島地震は、SNSの「X」が閲覧数にカネを支払う仕組みを日本で導入してから、最初に起きた大災害でした。ニセの救助要請で閲覧数を稼ぐという、人として最低な輩たちが出現しましたよね。一部はのちに逮捕されています。 さらには「来ちゃダメ」と言っているのに現地に乗り込むジャーナリスト、YouTuber、政治家。またデマを拡散させちゃったタレント、元首相……皆で侮蔑のまなざしを注いだにも関わらず、まったく反省ナシのご様子でしたね、残念です。 大谷選手の「一平事件」&「結婚報告」もこの頃でした。話題の振れ幅がデカ過ぎてSNSが追い付けない男、翔平。ついでに「大谷は結婚を自民党の政倫審にぶつけてきた!自民の手先だ」という陰謀論がSNSで笑いを誘ったことも思い出しておきましょう。
【4月~6月】
小林製薬の「紅麹サプリ」事件では、当該商品がネットフリマに出品され、高値で取引されるという1ミリも笑えない地獄が展開されました。購入動機、怖くて聞けない。 5月には上川陽子外相(当時)の「私たち女性が生まずして」発言が「差別だ」「いやメディアの切り取りだ」という殴り合いに発展。悪意を持って「産む」という漢字を用い、後から記事文言の修正までおこなったメディアもいました。猛省しよう、来年はやらないでね。 蓮舫氏が都知事選への立候補を表明し、SNSがドン引きするほど堂々と事前運動を始めたのもこの頃でした。
【7月~9月】
そんな蓮舫氏が惨敗し、応援団だった市民連合が「(蓮舫氏ではなく、落選させた)社会が悪い」というオウム真理教みたいな爆弾発言をぶっ放し、ネットを凍り付かせたことは個人的にしっかりと覚えてます。 パリ五輪では、またアスリートへの誹謗中傷が問題となりましたね。同時に、被害者サイドが発信者情報開示請求、刑事告訴に踏み切るケースも増え始めました。多くの被害者が反撃の準備、戦う準備を始めています。誹謗中傷だいすきマンの皆さん、来年こそはやめましょう。 ちなみに兵庫県の斎藤元彦知事の知名度が全国区になったのもこの頃からです。