【NFL】今季を3勝14敗で終えるもジャイアンツのダボールHCとシェーンGMは4年目も続投へ
ニューヨーク・ジャイアンツは2024年シーズンをNFLで最悪の成績で終えたにもかかわらず、共同オーナーであるジョン・マーラは現地6日(月)朝に、ヘッドコーチ(HC)ブライアン・ダボールとジェネラルマネジャー(GM)ジョー・シェーンを続投させると発表した。
「私たちのシーズンが終了した今、この声明を発表する必要があると感じた」とマーラはつづっている。
「ジョー・シェーンとブライアン・ダボールはそれぞれ、組織内でこれまでと同じ役割を担うことになる。今季の結果は残念だが、スティーブ(ティッシュ)と私はジョーとブライアンが実行してきたプロセスと、彼らのチームに対するビジョンに自信を持っている」
「私たちは未来と、自分たちが望んでいる結果を達成することを楽しみにしている」
ダボールHCにとってジャイアンツでの3シーズン目は最もひどい結果となったが、最後のシーズンにはならないようだ。3人の先発クオーターバック(QB)を起用したジャイアンツは、ポテンシャルを見せる瞬間があったものの、安定した状態を維持できず、3勝14敗という成績でシーズンを終えている。
人々のダボールHCに対する感情は、週によって異なっていた。
ジャイアンツは11月にQBダニエル・ジョーンズをベンチに下げ、その後に本人の要請を受け入れる形で放出した。ダボールHCはジョーンズの代わりにトミー・デヴィートを起用。その数週間後、デヴィートが大きく苦戦したことを受け、惨敗したボルティモア・レイブンズ戦の後半からはティム・ボイルが司令塔となった。この大敗により、ジョーンズの退団はより問題視されるようになった。
しかし、この数週間はダボールHCを支持する声も上がっており、特にシーズン第17週のホーム最終戦でQBドリュー・ロックがキャリア最高の活躍を見せ、インディアナポリス・コルツに勝利したことでダボールHCへの支持は強まっている。
勝利を収めた後、ダボールHCは簡潔に試合結果について説明し、「クオーターバックが良いプレーをすれば、どんな試合でもチャンスはある。ターンオーバーせずに、重要な場面で決定的なプレーをすればね」と語った。