蒸し料理のハードルが下がった!いつものフライパンで使える「家事問屋」の蒸しかご【本日のお気に入り】
せいろを使いこなす人を見るたび、「いいな~」と指を加えていました。食材がふっくら蒸しあがる様子は、美味しそうで健康にもよさそう。だけど、竹や杉のせいろをカビさせない自信は……ない。 【写真11枚】蒸し料理だけじゃない!「家事問屋」の蒸しかご(取っ手付き)の便利な活用アイディアを写真で見る! なおかつ、せいろは蒸し鍋も必要。それに、もし蒸し料理に飽きたらせいろはどーすんの? とにかく上がりまくっていたハードルを、軽々と超えてくるアイテムと出会いました。
いつもの道具で蒸し料理ができる
どんなジャンルでも、「専用の道具」にしか出せない力ってありますよね。せいろもそうで、ちゃんと使いこなせれば、毎日の料理がぐーんと充実するはず。 分かっちゃいるのです。ただ、料理に関してはなるべく手間をかけず、ふつうに美味しかったらいいと思っている筆者。「専用の道具」は使いこなせないことも多く、せっかく買っても宝の持ち腐れになりそう……。長らく二の足を踏んでいました。 ある日、ネットの海で発見したのが、まるで脚付きざるのようなステンレス製のシンプルな蒸しかご。キャッチコピーは、なになに?「いつものフライパンで蒸し料理ができる」だと……!? 使いはじめて1カ月。使える子!と思ったポイントを、ちょっと紹介させてください。
機能性ばつぐん!「家事問屋」の蒸しかご
一見、シンプルな道具ですが、使えば使うほど「あっ、こんなふうにも使える」「これもいけちゃう?」と、マルチに使えることが判明。結果、しまう暇がないほど、毎日毎食活躍しています。 まず感動したのは、本来の蒸し器としての機能性のよさ。ざっと挙げただけでも、こんな感動ポイントがありました。 ・フライパンが蒸し器になる ・蒸しはじめまでが速い ・ふっくら美味しく蒸せる ・洗いやすい ♦️フライパンが蒸し器になる 一緒に使うのは、いつものフライパンと蓋です。24cm以上のものならOKとのことで、筆者は『ニトリ』で購入した27cmのものを使用。蒸しかごの高さが4.5cmと低めだから、野菜やお肉などをのせて蓋をしめてもつっかえません。 せいろの場合、直径が同じ蒸し鍋もそろえる必要があると考えると、調理道具を増やさずとも蒸し料理が楽しめるのはうれしい! ちなみに24cmの中華鍋も持っていますが、鍋底が丸くなっているので蒸しかごがグラつき、使用に不安が……。フライパンの底はフラットなものがよさそうです。 ♦️蒸し始めまでが速い フライパンに張る水の目安は、100~150mlと少なめ。だから沸騰するまでの時間が短く、蒸し始めるまでが速いんです。実際に使ってみて、水が沸騰して蒸し始めるまでは、中火でだいたい1分ほどでしょうか。 せっかちゆえ、まだ沸騰していないお湯もどきで野菜をゆがき始めることもある筆者(恥)。この速さには助けられています。 ♦️ふっくら美味しく蒸せる かご部分は、細いステンレスが格子状に編まれています。メーカーによると、この網目が粗いことで、水切れがよく食材がふっくら蒸しあがるのだとか。 温野菜、蒸し魚に蒸し豚、蒸し鶏、シュウマイなど、いろいろ蒸してみましたが、確かにみずみずしくふっくら。蒸し料理あるある(?)の、食材が水っぽくなってしまうという失敗もナシ。簡単に美味しいって正義です。 ♦️洗いやすい 粗目の網目が、実に洗いやすいんです。蒸した時にくっついたお肉の脂や野菜の繊維も、スポンジで軽くこすればスルッと落ちます。 また、洗い終わった後にさっと水気を振り払い、フックなどに吊るしておけば乾きも速い。ステンレス製の調理道具は水垢が気になる場合もありますが、今のところ大丈夫です。