DeNA・桑原将志、1億2000万円の現状維持でサイン「ポストシーズンにやったことを積み重ねていくだけ」
今季日本シリーズでMVPに輝いたDeNAの桑原将志外野手(31)が19日、横浜市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、年俸1億2000万円の現状維持でサインした。2021年オフに変動制の4年契約を結んでおり来季が最終年。「個人の数字的な目標の数字はない。ポストシーズンにやったことを積み重ねていくだけ」と抱負を語った。 今季106試合で打率2割7分。飛ばないとされるボールの影響で打率が下がる打者が多い中、22、23年の打率を上回った。「ウエートトレーニングを1年間やって、体調的には維持できていたが、もっとできる」と満足していない。 日本シリーズでは絶好調。MVPで日本一に貢献した。特に連敗からの巻き返しではナインにハッパをかけ、球団からも感謝してもらった。 桑原は「ポストシーズンで経験したことを忘れないようにしたい」と強調。来季はリーグ優勝からの連続日本一へ向け「試合は出たい。143試合ずっと出たい気持ちは持ち続けている」と目標を掲げた。
中日スポーツ