ヤクルト・長岡秀樹、大幅アップの年俸9200万円でサイン「こういうシーズンを毎年送れたら」
ヤクルト・長岡秀樹内野手(23)が20日、東京・北青山の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5100万円増の来季年俸9200万円(推定)でサインした。5年目の今季は遊撃のレギュラーとして、初めて全試合に出場。自身初の打撃タイトルとなる最多安打(163安打)、両リーグを通じて最多得票でベストナインに選出された。 【写真】「いらっしゃいませ」ミズノショップ神宮外苑で一日店長として店頭に立ったヤクルト・長岡 「ヤクルト球団として最大の評価をしたという話をいただきました。すごく満足していますし、来年も頑張ろうという気持ちです」 22年にゴールデングラブ賞を受賞するなど守備の評価は高かった若き遊撃手。昨季はセ・リーグ規定打席到達者で最下位の打率・227に終わるなど、課題だった打撃で一気に花開いた。 「いろんなことを経験できたシーズン。いいことも悪いことも、こういうシーズンを毎年送れたらなと思います」 来季の目標を記す色紙には「勝」の1文字を書いた。「いろんな意味の、勝つ。優勝することもそうですし、僕自身まだ立場が確立されている選手じゃないので、また一から競争に勝つ、弱い自分に負けないように、自分に勝つ」。来季はさらなる成長を誓い「今年できたから来年できる保証はない。また一から気を引き締めて、という感じ」と意気込んだ。