ロバーツ監督、32歳大砲の去就に“本音”「あんなに生産性ある選手は…」ソト1147億円契約で争奪戦へ
ソトが1147億円でメッツへ…逃したヤンキースなどがヘルナンデス狙う?
米大リーグでは8日(日本時間9日)に、今オフのフリーエージェント(FA)市場で目玉となっていたフアン・ソト外野手がメッツと15年総額7億6500万ドル(約1147億円)という史上最高額で契約したと報じられた。更に、この争奪戦に敗れたヤンキースなどが、ドジャースからFAとなっているテオスカー・ヘルナンデス外野手に方向転換するとの報道もある。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、ヘルナンデスがチームに戻らないとなれば「私にとってつらいこと」「私はテオの大ファンだ」と本音を漏らしている。 【画像】「美しいね」 モデル妻らとオフを迎えるドジャース選手の家族写真 ロバーツ監督は、9日(同10日)にテキサス州ダラスで開幕したウインターミーティングの会場で取材に応じた。ここでのやりとりを、米専門メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マケイン記者が自身のXで公開している。今季打率.272、33本塁打、99打点の成績で世界一に大きく貢献したヘルナンデスの動向は、大きな関心事のようだ。 「ヘルナンデスの穴を埋めるのはどれだけ大変か」という質問に指揮官は「大変だろう。明らかに、私はテオの大ファンだ。私たちは素晴らしい関係を持っている。彼はドジャースにいること全てが大好きだ。私はいつでもテオのファンでいる」と、つらい心情を口にした。 さらにヘルナンデスの価値について「157、8試合を先発できて、あんなに生産性がある選手はそう多くない。そして、私たちのチャンピオンシップ勝利に貢献してくれた。こんな選手が出てくることは中々ない」と手放しの賛辞を送った。 ただ、FA選手として様々な選択肢があるのが、ヘルナンデスにとっては良いことだとも理解しており「テオはフリーエージェントとして、とても良い立場にいる。だから、自分で決断を下さなければならない。ただ彼が戻ってこないというのは、私にとってつらいことだ」。一時はドジャースと契約間近という報道もあったヘルナンデスの選択を見守っている。
THE ANSWER編集部