累計出荷台数1,400万本を突破! 美容機器市場で存在感を増し続ける「ReFa(リファ)」の開発力に迫る
こだわり抜かれたプロダクトの数々
ーここからは、代表的なプロダクトについて伺います。ReFaのドライヤーについて、どのような技術が搭載されているか教えてください。 ドライヤーには、柔らかくツヤのある髪に導く「センシング」と「ハイドロイオン」機能を搭載しています。「センシング」とは、乾かしている最中にセンサーで髪の温度や環境温度を検知し、温風と冷風を自動で切り替えることで、髪の表面温度を約60度以下にコントロールするテクノロジーです。 髪の美しさをキープするにはドライ中の温度が非常に重要で、60度を超えるとタンパク質の変性が起こりダメージの原因になります。では低温にすればいいのかというと、ダメージはありませんがツヤ感がなくなってしまうんです。 開発のヒントになったのは、美容師さんのドライ技術です。自分で髪を乾かすとゴワつきがちなのに、美容室で乾かしてもらうとまったく質感が違いますよね。なぜ違いが生まれるのか検証すると、美容師さんは乾燥中にドライヤーを左右に振ったり、手元のスイッチで温風と冷風の切り替えを何度も繰り返したりして、髪の温度が上がり過ぎないようにコントロールしていることがわかりました。美容師さんの目や手の動きをドライヤーが再現してくれるのが「センシング」技術です。
さらに「ハイドロイオン」をドライヤーの風と一緒に出すことによって、過乾燥によるパサつきを防止します。遠赤外線を放射する高密度炭素と、空気中の分子をイオン化するイオナイザーをドライヤーに内蔵することにより「ハイドロイオン」を発生させます。
ー11月6日には新技術「ダブルセンシング」を搭載した「ReFa BEAUTECH DRYER BX」が発売されます。「ダブルセンシング」とはどのような技術なのでしょうか? ドライヤーの温風は環境の変化に敏感で、同じ温度で乾燥できないことは既存品である「ReFa BEAUTECH DRYER PRO」からの課題として把握していました。 この課題をクリアすべく新たに開発された技術が「ダブルセンシング」です。環境温度を検知し、その場所に合わせた温度コントロールを自動で行います。 「ダブルセンシング」により、これまで以上に速乾性を実感していただけるはずです。