競泳の「鉄の女」 カティンカ・ホッスーが現役引退
【AFP=時事】競泳の元ハンガリー代表で、3個の五輪金メダルを獲得したカティンカ・ホッスー(35)が8日、現役引退を表明した。 【写真】リオ五輪で金メダルを手にするカティンカ・ホッスー 2016年のリオデジャネイロ五輪で女子個人メドレー2種目と100メートル背泳ぎの金メダル、200メートル背泳ぎの銀メダルを獲得したホッスーは、フェイスブックに「引退を発表します。関わってくれた皆さん、応援してくれた皆さん、ありがとう!」と記した。 「30年間、水は私の家であり、安らぎと力を見つける聖域だった」「勝ったレースの一つ一つは、私の努力と献身の証しであるだけでなく、多くのトレーニング時間と犠牲の反映でもあった」「レースのスリルを忘れることは決してない」 ホッスーは2009~19年にかけて世界選手権で計42個のメダルを獲得。その中には長水路で9個、短水路で17個の金メダルが含まれている。メダルを獲得したのは個人メドレーと背泳ぎに加えてバタフライで、世界選手権では多くの種目に出場したことから「鉄の女」というニックネームがつけられた。ホッスーはまた、長水路の200メートル個人メドレーの世界記録を保持している。【翻訳編集】 AFPBB News