ジョブズもオバマもやっていた…夕方になってもヘトヘトにならない人がしている「要領のいい働き方」
■要領がいい人は決断を減らす仕組みを作る ビジネスの世界でも、このような状態のときに、重要な意思決定が絡んでくると、正常な判断ができなくなります。 そこで日常の決断を減らすことで、重要な決断に集中するためのエネルギーを温存するのです。そのために、日々の業務をできるだけルーティンワーク化し、決断回数を減らすことが有効なのです。 私も「決断疲れ」を防ぐために、決断を減らす仕組みづくりをしています。 前述したセミナーの用意だけではなく、会社で行うルーティンワークも同様にA4用紙に書き出し、その都度コピーをして使っています。 1.スケジュール確認 2.株価動向 3.メールチェック 4.入出金明細確認……など、ルーティンワークが増えれば書き足して、不要になれば削除しています。 決断を減らす仕組みを作ることも要領がいい人の習慣なのです。 ---------- 石川 和男 (いしかわ・かずお) 建設会社総務経理担当役員、税理士、作家 建設会社総務経理担当役員を本業に、税理士、明治大学客員研究員、ビジネス書著者、人材開発支援会社役員COO、一般社団法人 国際キャリア教育協会理事、時間管理コンサルタント、セミナー講師、オンラインサロン石川塾主宰(受講者数250名)と9つの肩書で複数の仕事を同時にこなす。 著書に累計35万部突破で、『仕事が速い人は、「これ」しかやらない』(PHP研究所)、『仕事が「速いリーダー」と「遅いリーダー」の習慣』(明日香出版社)、『Outlook最強の仕事術』(SBクリエイティブ)など。 ----------
建設会社総務経理担当役員、税理士、作家 石川 和男 イラストレーション=末吉喜美