ジャパンCに出走予定のドウデュース(撮影：下野雄規)

　11月24日(日)は東京・京都の2場開催。24日の天気は東京が晴れ、京都が曇りの予報となっている。 【写真】ドウデュースのこれまでの軌跡 ■ジャパンCはGI・4勝のドウデュースなどが強力外国勢を迎え撃つ 　東京12Rは芝2400mのジャパンカップ(GI)。ドウデュースは前走の天皇賞(秋)で直線一気の追い込みを見せてGI・4勝目をマーク。叩き良化型で、上積みも見込めるここは日本馬の総大将として強力外国馬を迎え撃つ。対するは欧州でG1・6勝を挙げているディープインパクト産駒のオーギュストロダン、二冠牝馬チェルヴィニア、強力メンバーの昨年で3着だったスターズオンアースなど。 ■京阪杯でモズメイメイが重賞4勝目を狙う 　京都12Rは芝1200mの京阪杯(GIII)。以前は逃げ一辺倒だったが、差す競馬が板についてきて安定感が出てきたモズメイメイが、ここに入ると力上位。外伸び馬場で好枠を引いて、重賞4勝目なるか。対するは末脚鋭いエイシンスポッター、溜めて終い伸びるアグリなど。 ■アーモンドアイCでガイアメンテがオープン入りを狙う 　東京11Rは芝2000mのアーモンドアイC(3勝)。払戻率80％に加え上乗せ5％があるJRAウルトラプレミアムの対象レースだ。デビュー時に武豊騎手が絶賛していたが調子を崩していたガイアメンテが、ここにきて2連勝中。本来の動きに戻っていて、ここは3連勝でのオープン入りも十分。対するはこちらも素質が高いショーマンフリート、ようやく軌道に乗ってきたウインオーディンなど。 ■カノープスSで前走圧勝のシゲルショウグンの連勝なるか 　京都11Rはダート1900mのカノープスS(OP)。同条件の前走で、10馬身差で圧勝したシゲルショウグンが登場。条件適性が高く、連勝も十分ありそうだ。対するは2走前に同条件で圧勝しているディープリボーンなど。 ■ベゴニア賞でアエロリットの半弟ガルダイアが連勝を狙う 　東京8Rは芝1600mのベゴニア賞(2歳・1勝)。17年のNHKマイルCを勝ったアエロリットの半弟ガルダイアは東京芝1800mの新馬戦を快勝してここで連勝を狙う。対するは前走の萩Sで2着のディアナザール、前走の新馬戦が好内容のレーヴブリリアントなど。 ■東京5Rの新馬戦でセレクトセール1億7000万円のリアライズカミオンなどがデビュー 　東京5Rはダート1600mの新馬戦。セレクトセール1歳1億7000万円(税抜き)でAmerican Pharoah産駒のリアライズカミオンがR.ムーア騎手でデビューする。 ■東京6Rの新馬戦でジュエラーの仔オプレントジュエル、セレクトセール3億2000万円のジュタなどがデビュー 　東京6Rは芝1800mの新馬戦。ここで多数の良血馬、高額馬などがデビューする。 ・16年桜花賞(GI)を勝ったジュエラーの仔でブリックスアンドモルタル産駒のオプレントジュエルが川田将雅騎手でデビューする。 ・08年福島牝馬S(GIII)を勝ったマイネカンナの仔でゴールドシップ産駒のシュトレームングが柴田大知騎手でデビューする。 ・08年秋華賞(GI)など、重賞2勝を挙げたブラックエンブレムの仔で、半姉に19年フローラSを勝ったウィクトーリア(父ヴィクトワールピサ)、半兄に14年札幌2歳Sを勝ったブライトエンブレム(父ネオユニヴァース)がいる、ロードカナロア産駒のダブルイーグルがT.マーカンド騎手でデビューする。 ・セレクトセール当歳3億2000万円(税抜き)ドゥラメンテ産駒のジュタが坂井瑠星騎手でデビューする。 ■京都6Rの新馬戦でリスグラシューの半弟ネブラディスク、ハープスターの仔ヴァルチャースターなどがデビュー 　京都6Rは芝2000mの新馬戦。 ・セレクトセール1歳1億6000万円(税抜き)、半姉に19年有馬記念などGI・4勝を含む重賞6勝を挙げたリスグラシュー(父ハーツクライ)がいる、ドゥラメンテ産駒のネブラディスクが岩田望来騎手でデビューする。 ・14年桜花賞(GI)など、重賞4勝を挙げたハープスターの仔でサートゥルナーリア産駒のヴァルチャースターが幸英明騎手でデビューする。 ・半兄に24年札幌記念など、重賞3勝を挙げたノースブリッジ(父モーリス)がいる、ドゥラメンテ産駒のアメージングハナビが横山典弘騎手でデビューする。 ■地方競馬で3重賞 ・水沢競馬場では18時15分に北上川大賞典(重賞)が行われ、前走のすずらん賞で2着のフレイムウィングスなどが出走する。 ・佐賀競馬場では18時05分に九州大賞典(重賞)が行われ、佐賀王冠賞の勝ち馬アエノブライアンなどが出走する。 ・ばんえい帯広競馬場では19時30分にドリームエイジカップ(重賞)が行われる。