税金ってなんだろう? 紙芝居で税金をの大切さ呼びかけ 岐阜市の幼稚園で租税教室
税金を身近に感じてもらおうと岐阜市の幼稚園で28日、暮らしと税金をテーマにした租税教室が開かれました。 この教室は、岐阜北税務署管内で消費税など間接税を納める団体の岐阜北間税会女性部が開いたもので、東海学院大学付属東海第二幼稚園の年長園児約30人が参加しました。 教室では、ウサギやクマなど動物のキャラクターが登場する紙芝居を使って、園児に所得税や消費税の大切さを呼びかけます。 このうち消費税の紙芝居は、お菓子を買う時になぜ税金がかかるのかという疑問から始まり、動物たちが税金のない世界を体験するストーリーです。 税金のない世界では、街中にごみがあふれ公園や学校が存在せず、警察官に道案内をしてもらう時には料金が必要だと聞いた園児からは驚きの声が上がっていました。 園児からは「やっぱり税金あった方がいいよ」と声が上がっていました。 岐阜北間税会女性部長の瀬川順子さんは「園児たちに税金の身近さが理解いただけたと思う。引き続き幅広い世代に対する租税教室を進めたい」と話していました。