カズ 来季もJFL鈴鹿でプレーを明言 58歳来季も現役続行「自然の流れ」 節目のプロ40年目へ
◇JFL第28節 鈴鹿3ー0新宿(2024年11月11日 国立競技場) J2横浜FCからJFLのアトレチコ鈴鹿に期限付き移籍しているFW三浦知良(57)が11日、来季も鈴鹿でプレーすることを明言した。 【写真】<新宿・鈴鹿>スタンドから試合を見守るカズ(撮影・白鳥 佳樹) この日、チームはアウェーのクリアソン新宿戦に3―0で快勝。カズは左脚の不調で欠場となったが、明治安田「サッカーの日」マッチとして開催された一戦の試合前セレモニーに登場し、国立競技場を沸かせた。 クラブ側の発表では来年1月末までとなっている期限付き移籍の期間は来季終了まで延長の見通し。カズも「自然の流れだと思う」と話した。来年2月には58歳となり、プロ生活も40年目を迎える。「みんなの支えがあるから。これからも感謝を忘れず自分らしくやっていければ。情熱というのは逆に増すものがある」と話した。チームもJ3ライセンスの取得、J3昇格を目指し、地域に新たなムーブメントを起こそうとしている。 今季は残り2試合。終了後には年末と来年1月に恒例の自主トレを経て、鈴鹿で迎える新シーズンに備えるという。この日は平日ながら1万4907人を動員。JFLでは異例の観客数となったが、カズの目指すものはもっと上。「6万人は入れたいね」。最後はキングらしい一言を放ち、国立を後にした。