【MLB】ドジャース・フリーマンが右足首を手術 スプリング・トレーニングには間に合う見込み 球団公式発表
日本時間12月6日、ドジャースは正一塁手フレディ・フリーマンがクリーニングおよび遊離体の除去を含む右足首の手術を受けたことを発表した。フリーマンの手術はロサンゼルスのケルラン・ジョーブ医療センターのケネス・ヤング医師によって行われ、来年2月上旬にスプリング・トレーニングに向けて選手が集合するまでのあいだに、フリーマンは野球活動を再開できる見込みだという。今年のワールドシリーズMVPは2025年シーズンを万全の状態で迎えることができそうだ。 2024年シーズンの主要アワード受賞者まとめ フリーマンが右足首を負傷したのはシーズン終盤、日本時間9月26日のパドレス戦のことだった。右足首を痛めたことにより、フリーマンはレギュラーシーズン最後の3試合を欠場。しかし、ポストシーズンでは痛みを抱えながらもプレーを続け、リーグ優勝決定シリーズ終了からワールドシリーズ開幕までの6日間で状態を大きく回復させ、ワールドシリーズでは5試合で打率.300、4本塁打、12打点、OPS1.364という見事な活躍でMVPに選ばれた。 フリーマンはキャリアを通して、大きな故障なくコンスタントな活躍を続けており、メジャー2年目の2011年にレギュラー定着を果たしたあと、規定打席に届かなかったのは2015年(481打席)の1度だけ。今季は家庭の事情もあって147試合の出場にとどまったが、2018年以降は毎年158試合以上に出場(短縮シーズンを除く)し、短縮シーズンの2020年も全60試合に出場した。毎年全162試合出場を目指しており、「出場するのが当たり前」と考えるタイプの選手。その姿勢がポストシーズンでの痛みを押しての出場につながったのだろう。 なお、オフシーズンに入って手術を受けたドジャースのスター選手は大谷翔平に次いでフリーマンが2人目となる。大谷とフリーマンは、来季もムーキー・ベッツとともに「MVPトリオ」として強力打線の1~3番を担うことが期待されている。