関電が金品受領で再び会見(全文6)経産省は知らないと思う
再調査委はすべて社外から人選するのか
朝日放送テレビ:すいません、最後1点だけいいですか。ごめんなさい、ちょっと話は変わるんですけれども、再調査委員会に関して、たぶん今、まだ人定とかを含めてやられている途中だと思うんですけれども、完全に社外の方でやられるという認識で問題ないでしょうか。 岩根:はい、これはもう厳正中立な社外の方のみの委員会にさせていただきたいと思います。当然、その方は当社との関連もない、完全な独立委員会ということを考えまして、今、人選を進めております。 朝日放送テレビ:では社外取締役でもないということですね。 岩根:当社との関係が一切ない方で、この方ならという方を今、人選しております。 朝日放送テレビ:分かりました。ありがとうございます。 司会:よろしいでしょうか。ではこの列の一番後ろの方。
今日の説明で理解を得られると思うか
NHK:NHKの『ニュースウオッチ9』の今井と申します。まず電気利用者の目線から1点、伺わせてください。今回、1億円を越える金額を受け取っている人もいましたが、原発事故後、電気料金値上がりをしています。その負担している利用者からは、そういった金銭感覚を信じられないですとか、本当にずれているのではないかというような話があります。今回の流れ、今日の説明で理解を得られると思いますか。社長、会長、双方にお伺いできればと思います。 岩根:今回の事態で大変な社会的失墜、あるいはお客さまからの不信感を抱かせてしまいましたことを本当に反省してございます。われわれとしてはできるだけ事態を明らかにして、今後の原因究明、再発防止についてしっかりと公開してまいりたいと思ってございますし、いろいろ不信を感じておられるお客さまに丁寧に、われわれが今後どう進むべきか、お客さまのために何ができるかということを丁寧にご説明させていただきたいと考えてございます。 司会:よろしいでしょうか。 NHK:会長も。 八木:すいません。私も会長といたしまして、このたびの件につきましてはお客さまや社会の皆さまからの信頼や気持ちを裏切り、多大なご迷惑をお掛けしたことを心からあらためておわびを申し上げたいと思います。本件を厳粛に受け止めて、本日はとにかくわれわれとしてできるだけ事実関係、これを皆さまにお知らせするということで、会見をさせていただきました。今後、私どもとしては徹底的な調査、原因究明を行い、また、新しい調査委員会の下でこうした対策をつくりながら、皆さまからのご信頼をいただけるように全力を尽くしてまいりたいと思っています。 司会:よろしいですか。 【書き起こし】関電が金品受領で再び会見 全文7へ続く