関電が金品受領で再び会見(全文6)経産省は知らないと思う
関電が今井氏と一緒に恫喝して原発を推進する理由は?
横田:そういう関電が、橋下徹さん時代に原発なしで稼働しなくても夏を乗り切れる電力計画を作ったのに、関電がローラー作戦をかけて、プレッシャーをかけて無理やり再稼働させた現実があるわけじゃないですか。別に原発じゃなくてもできるのに、関電が橋下徹さんを今井さんと一緒になって恫喝して原発推進をしている理由を聞いているんですよ。 岩根:当時は、これ本当に夏はかなり、夏ピークで本当に供給力が不足して、北海道さんのブラックアウトじゃないですけど、ああいう状況が現実化しておった状況でございます。もちろんお客さまにもさまざまな節電をお願いしましたが、例えば去年のような猛暑が来ると、やはりそれでもこれは非常に供給支障になると、そういう危機感はございました。そうしたことについて、各自治体殿にもご説明をしてご理解活動を求めておったわけでございます。当時の橋下市長にもそういった電力の需給の逼迫状況については丁寧にご説明させていただいたつもりでございます。 司会:よろしいでしょうか、すいません、この列の後ろの、今、そこの。
目の前で金品を渡すことはなかったのか
朝日放送テレビ:すいません、朝日放送テレビの松田と申します。すいません、金品授受の状況について1点お伺いしたいんですけれども、5ページに書いてありますとおり、森山氏が当社との会食の場に吉田開発等の工事業者を同席させることがありって書いてあったんですけれども、これは実際、社長が同席してその場で渡すようなことがあったのか、吉田開発の社長自体が同席して渡すことがあったのか、またその頻度はどれぐらいだったのかっていうのが1点と、先ほどの受け答えで、吉田開発の話をするときはその場に吉田開発はいなかったと認識しているというふうな話があったんですけれども、では吉田開発の話をするときに、よくやってくれと、この吉田開発をよくやってくれというふうな感じで目の前で金品を渡すようなことはなかったということでしょうか。 岩根:地元発注をできるだけよろしくというお話は来てまして、吉田という名前が出たことはあるというふうには聞いてございます。われわれのほうとして、吉田開発というのはこの高浜町で、土木工事としてはISOを取得している土木、2社あるんですけど、1社が浚渫周りでございまして、一定規模以上の土木工事、陸上の土木工事をできるのが吉田しかございません。先ほども申し上げましたけど、高浜は安全対策工事が非常に進んできておりますので、例えばそういう敷地造成のような工事を地元でやれるということであれば吉田開発しかございませんので、ちょっと伝え方の問題ございますが、地元としてこういう仕事があるということと、吉田という名前が出たかもしれませんけども、そういう話はあったと思います。ただし、契約の実際の発注、あるいは契約価格については、発注プロセスや価格については、これはしっかりわれわれのほうで担保してまいった次第でございます。